全3回でお伝えしている「TOHOKU EMOTION」(東北エモーション)の乗車記です。
■久慈駅
今回は往復乗車ですので、ランチコースからデザートブッフェコースまでの1時間20分ほど滞在します。
一般的には、駅から徒歩7分の場所にある「道の駅くじ・やませ土風館」を訪問するのがおすすめです。
物産販売の他、久慈の秋祭りで使用された高さ12mの山車を無料で見学することができます。
また、片道のみの利用をお考えの場合、久慈駅のアクセスの悪さがネックになります。
鉄道以外にも、新幹線停車駅の二戸駅や盛岡駅から、JRバスが運行していますので、一度チェックしてみてくださいね🤔
久慈駅といえば、2013年のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台としてにぎわった場所です。
駅舎もリニューアルされ、うにや琥珀のデザインが見られます。
14:15発ですが、14時過ぎに改札が始まり、ホームへ。


デザートブッフェコースはどんな内容なのか、期待が高まります。
一足先に2号車のライブキッチンにお邪魔してみると、デザートが運ばれるのを待っている状態🍰

■デザートブッフェコース
早くデザートを食べたい気持ちをおさえ、まずはドリンクのオーダーがあります。
メニューには、ソフトドリンクのフリードリンクの内容が記載されていますが、よく見ると「アルコールメニューの内容については、サービス係にお尋ね下さい」と書いてあります。
迷わずに尋ねてみると、ランチコースと同じアルコールメニューが飲み放題とのこと🙌
そうとなれば頼まない手はありません。
とりあえず「あおもりシードル」からスタートです🥂

ブッフェの前に、全員にアソートプレートが運ばれてきます。
フォレノワール(左)、ババロアカフェマロン(中)、洋ナシのシャーベット(右)です、ロゴマークが入ったチョコレートが絵になります。

ここからがブッフェとなります。
本来は2号車のオープンダイニングに取りに行くのですが、コロナ対策ということで、席に居ながらにしてオーダーブッフェになります。
全種類を1個ずつの「全部盛り」という雑なオーダーで、届いたのがこちら😁
ガトークラシックショコラ、いちごのパンナコッタ、リンゴジュレ、フルーツショートケーキ、ベイクドチーズケーキ。
そして別皿でアップルパイです。
TOHOKU EMOTION は、太平洋の絶景を眺めながら本格派のお料理を楽しめるレストラン列車。
アルコールのフリードリンクが付いているにもかかわらず、良心的な料金設定。
金額的なハードルが低いので、レストラン列車が初めての方にもおすすめですし、他の観光列車を体験された方にはコストパフォーマンスの良さを感じていただけると思います。
往路ランチコースは8,100円、復路デザートブッフェコース4,600円、往復乗車は12,200円。
往復乗車コースのみGoToトラベルの対象になっていて、12,200円のところ支払額7,930円。
さらに2,000円の地域共通クーポンが付くので、実質往復で5,930円なのです。
※いずれもオープンダイニング車両の場合の価格です。
※申込は2名以上からなので、お1人で乗車できません。
もしかしたら東北の方は、宣伝するのが下手なのかもしれないと感じた乗り得列車でした🎉