皆さま、こんにちは！
２月に密かに、JR四国の未訪問駅をすべて周る旅を予定してましたが、
先日、搭乗予定の飛行機の欠航を知らせるメールが入りました。
コロナ禍で外出の自粛が求められてる時期ですから
仕方ありませんわね。
時間がぽっかり空いたので、
久しぶりにマイカーで独り旅を楽しもうかと考えてましたよ。
これならコロナ対策は万全でしょ。
今日は豊肥本線から肥後大津（ひごおおづ）駅の訪問記です。
豊肥本線の電化区間の終点なので
訪れたことがあるって方、多いのではないでしょうか？
ちなみに自分がここを訪れたのは平成28年２月のこと。
その後の平成29年に
「阿蘇くまもと空港駅」という愛称が付けられたそうです。
駅名標の表記が現在と違ってますので念のために言っておきますね。
現在は南北両方に出入口がある肥後大津駅ですが、
駅南方の宅地化が進んだのは平成時代に入ってからのことで
国鉄時代は古い木造駅舎が残るこちら側（北口）のみでした。
駅舎は同時期に建てられた赤水駅に似てますので、
大正３年に開業した当時からあるモノかもすれませんね。
残念ながら建立年を記す建物財産票は見つかりませんでしたわ。
肥後大津駅は駅員さんが常駐する業務委託駅で
「みどりの窓口」も営業中（北口のみ）だそうですよ。
平成23年まではここを発着する特急「有明」が存在していたらしい。
その「有明」も今年３月のダイヤ改正で消滅予定だとか。
昭和50年代の特急ブームを知る世代には
衝撃的なニュースではないかしら？
南北の駅舎は跨線橋ではなく構内踏切で結ばれてます。
構内踏切からホームの全景を眺める。
肥後大津駅は相対式+島式ホームによる複合２面３線構造。
国鉄時代は島式ホームだけの駅でしたが、
平成11年に電化された際に相対式ホームが増設されたみたいですね。
相対式ホームがあった位置には
国鉄時代は貨物列車を留置する側線がありました。
こちらは平成23年に新設された南口駅舎です。
「くまもん」と「くろちゃん」が出迎えてくれましたよ。
外観はこんな感じでした。
「大津ビジターセンター」の名の如く
大津町が運営する観光案内所を主とした建物でしたが…
利用客の大半は通学客や地元の買い物客だったっぽく。
ところで、肥後大津駅と熊本空港を結ぶバス（空港ライナー）が
無料なことをご存知でしたか？
このことが広く知られてたら、
肥後大津駅の利用客数はもっと増えるのではないでしょうかね？
お次は再び構内にイン。
平成11年に新設された３番線ホームから島式ホームを眺めます。
こちらは島式ホームの１番線から眺めた駅舎。
昔は駅舎寄りにも相対式ホームがあったみたいですね。
そんなところに肥後大津駅止まりの電車が到着しました。
これから空港に向かうであろう
大きなバッグを抱えた大勢の乗客が下車されてます。
ところでJR九州の通勤型電車を見ると…
前頭部のこの部分を指で押したくなるのは自分だけですかね？
クルマのドライブシャフトみたいにブヨブヨしてるのかと思いましたら、
柔らかくなく金属みたいに硬かったです。
危うく突き指しかけましたわ。
最後はどうでもいい話です。
こちらは南口駅舎から見た駅前風景でした。
スーパーのヤマザワ（山形が本社）に似た看板があるのですが、
さすがに九州にヤマザワはありませんよね？
現在、熊本空港までのアクセス鉄道が議論されてます。
計画ではアクセス鉄道は肥後大津駅ではなく三里木駅から分岐する模様。
そうなると列車は肥後大津駅を経由しないのですが…
愛称の行方も含め、肥後大津駅の今後が気になってました。
肥後大津駅は国鉄時代、駅舎寄りにホームがあったこと、
現３番線がある位置に側線があった史実はコチラを参考にしました。
↑（熊本駅方面）
平成駅
南熊本駅
新水前寺駅
水前寺駅
東海学園前駅
肥後大津駅（平成28年２月24日）
豊後竹田駅
朝地駅
緒方駅
豊後清川駅
三重町駅
菅尾駅
犬飼駅
中判田駅
↓（大分駅方面）
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