今日はこんな写真を発掘(基本写真を見直してそれに文章を書いている思い出しブログです)。

 

前々回、185系の座席について。

前回、特急あかぎ号を取り上げながら、なぜ185系には2種類の内装(座席)があるのか。

についてブログを書きました。

 

今回は185系のいろいろな塗装について書いてみたいと思います。

この斜めストライプの塗装が一番有名でしょうか。

1981年に東海道線に登場し、2000年頃にリニューアルされるまで。

2011年頃より現在まで。

といった具合に長い期間、「東海道線の185系」はこの塗装をしています。

そんな東海道線の185系ですが。

2000年頃より2011年頃まではこんな塗装でした。

東海道線の普通列車も代々オレンジと緑を使った塗装をしていますので、湘南風の塗装ですね。

 

東海道線の185系は新製時から現在まで、この2パターンの塗装しかありません。

なお、185系はデビューから今年で40年です(1981年-2021年)。

湘南風の塗装が約11年ですから、約30年は斜めストライプの塗装だったことになります。

 

塗装とは関係ありませんが、「東海道線の185系」「東海道線以外の185系」ともに窓が開きます。

この写真を撮影した時、ちょうど窓が開いていました(オレンジ色の部分の左側の窓)。

私も先日乗車した時、他にお客さんが誰も乗っていなかったので、まだ開くのかな、と思って久しぶりに窓を開けてみたら開きました。

ただ、開くといっても、この写真のように3分の1程度しか開きません。

前回、特急あかぎ号を取り上げながら、同じ東海道線で使っているのに、なぜ185系には2種類の内装(座席)があるのか、という話を自分なりにまとめました。

結論としては、以前は「東海道線の185系」と「東海道線以外の185系」というように分けて運用していたものが、現在、全ての車両が「東海道線の185系」になったため、ということです。

 

ここからは、「東海道線以外の185系」の塗装について見ていきたいと思います。

 

まず、この塗装は1995年頃より登場した EXPRESS 185 と書いてあるのが印象的な塗装です。

1995年頃より東海道線の運用になるまでの期間、おおよそ2015年くらいまでの20年間くらいみられた塗装です。

 

185系が東海道線以外の区間に投入されたのは1982年ですから、登場から1995年頃まではこの EXPRESS 185 と書いてある塗装とは違う塗装をしていました。

本当はここで写真を掲載したいところなのですが。

その塗装の185系の写真は私の手元にありませんでした。

申し訳ございません。

文章にすると、東海道線の185系の斜めストライプが横一本のラインになったという塗装です(ラインの色はストライプと同じ緑色、ボディの色も東海道線の185系と同じ白色)。

斜めストライプの東海道線の185系と比べると、かなり大人しい印象を受ける塗装です。

東海道線以外の185系の塗装で、短い期間使われていた塗装が2種類あります。

各1編成のみ、塗られていました。

 

1種類目は湘南地区で走っている列車にありそうな塗装です。

グリーン車にグリーンの帯が入っている点がポイントだったりします。

これは吾妻線の万座・鹿沢口駅という山の中の駅で撮影したのですが、東海道線の小田原駅や熱海駅でも見てみたいな、と思いました。

こちらの塗装は2010年より2013年まで存在しました。

 

ちなみにこの編成(OM03)は。

東海道線の185系の斜めストライプが横一本のラインになったという塗装→EXPRESS 185 塗装→湘南地区で走っている列車にありそうな塗装→(東海道線での使用になる)→湘南風の塗装→斜めストライプの塗装

とめまぐるしく塗装の変わった車両です。

現在は既に廃車になっています。

2種類目は国鉄の特急のような塗装です。

2012年から2015年まで存在しました。

私は見たことがありませんが、このままの塗装で踊り子号として走ったこともあるとか。

現在では斜めストライプの塗装で東海道線で使用されています。

どちらの塗装の車両も、内装は変わっておらず、他の東海道線以外の185系と同じでした。

 

ざっとですが、185系の塗装について私なりにまとめてみました。

 

東海道線の185系は2パターンのみです。

東海道線以外の185系も2パターンあり、その他に短期間ですが2種類の塗装が1編成ずつありました。

なお、東海道線以外の185系にはスキー向けの塗装した編成もあったようです(1995年1月-3月、スキー専用列車シュプール号向けの塗装)。

 

東海道線以外の185系は EXPRESS 185 のまま東海道線の列車として走ったこともありますが、最終的に全て斜めストライプの塗装となりました。

したがって、現在、斜めストライプ以外の185系を見ることは出来ません。

 

このように様々な塗装で楽しませてくれた185系も、定期列車からの撤退まであと約2ヶ月です。

 

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