石垣島、八重山諸島豪遊旅(21) 西表島 大原港から路線バスに乗車! | 鉄マイラー修行中

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2014年トワイライトエクスプレスのスイートに乗車。
寝台特急の魅力にとりつかれてしまった筆者。
2015年にカシオペアに乗車するも、寝台特急はほぼ全廃。
現在は特典航空券を活用し、観光列車の旅を中心に楽しんでいる。
2017年(不通区間を除き)JR完乗達成。

いつも読んでいただきありがとうございます。

前回の続きです。

 

 

ここで日本一大きいシジミ 「シレナシジミ」(ヤエヤマヒルギシジミ)の貝殻を回してくれました。

社会情勢上、消毒液も一緒に回してくれました。

これだと大きさが分かりませんが

 

 

1円玉と一緒に撮影しました。

すごく大きく、片手ぐらいのサイズがあります。

シレナシジミがこんなに大きいのは、天敵であるノコギリガザミから身を守るため、大きくて固い殻を持つように進化した、といった説や、大きな殻の中に水をためて、長い干潮時間でも耐えられるように大型化した、といった説があります。

日本では奄美大島以南に生息しているようです。

 

ちなみに、泥臭くて食用には向かないようです。

数日かけて泥抜きをすれば、食べれないことないそうですが、貝殻の割に身は小さく普通のシジミ4~5個分程度の大きさの身らしいです。

手間がかかることもあるので、普通のシジミを食べる方がよさそうです。

 

 

下流付近に戻ってきました。

速度を上げていきます。

 

 

もう一社のマングローブクルーズの会社の乗船場です。

 

 

仲間橋を通過します。

仲間橋の橋の出入口の欄干部分にはイリオモテヤマネコの石像があります。

1体750万円かかっているそうで、4体あるので合計で3000万円です。

 

 

仲間橋を出て、海上に出ました。

風が強くなりました。

 

 

何という島だったかは忘れましたが、ここは大潮の日の干潮の時間帯になると、干潟が広がるそうです。

干潟部分では魚が良く取れ、島の人はその日を心待ちにし、その日が来ると我先にと取りに行くそうです。

 

 

大原港に戻ってきました。約1時間ほどのマングローブクルーズでした。

大原港 15時10分頃着

 

 

大原港のバス停です。

日本最後の秘境 西表島には島を一周する道路はありません。

大原の少し南 豊原付近から 島の反対側 白浜というところまでしか道路はありません。

 

 

バスは1日4本しかありません。(冬ダイヤ)

夏ダイヤのバスは大原港 由布水牛車間で1日5往復臨時増便されます。

夏ダイヤは大原港 由布水牛車間は1日9往復ですが、その他の区間は夏ダイヤでも由布ダイヤでも1日4往復です。

 

15時25分頃、家族連れの観光客の方がバスの時刻表を確認しに来て「え?30分発?」と慌てていました。

9月までは夏ダイヤなので、15時56分発でしたが、10月からは冬ダイヤに変更となっています。

何カ月も前から行程を立てる場合は注意が必要です。

 

 

バスが入ってきました。

大原港 15時30分発 白浜行きのバスに乗車します。

白浜方面への本日の最終バスです。

 

バスまでの20分の待ち時間に大原港から約200mのところにある玉盛スーパーに行こうかとも思ったのですが、乗り遅れると路線バスのフリーパスを買った意味がなくなる上、由布水牛車に行けないので、おとなしく大原港で待っていました。

 

 

日差しがまぶしいことがあるためか、運転士さんはサングラスを着用していました。

 

 

うん???

なんと、このバス楽天Edy、WAON、nanaco、iDが大原港 由布水牛車 上原港に限り使用できます。

 

 

ダーウィンはガラパゴス諸島を離島ゆえに独自の進化をとげてきたと発表しました。

 

それと同じく、本土から遠く離れた石垣島から、さらに離れた空港もない大自然が残る西表島は路線バスのシステムも独自の進化をとげたのか、、、

 

区間別運賃制(均一運賃ではない)なのに先払い方式です。

さらに驚いたことに、全国共通交通系ICカードは使えないのに、物販系ICカードが使えます。

物販系ICカードが路線バスで使えるのは初めて見ました。

 

石垣島にも、当然西表島にもセブンイレブンは無いのに、nanacoに対応したのも驚きです。

ちなみに、石垣島にコンビニはファミリーマートしかありません。

それ以外の離島にはコンビニは一つもありません。

 

 

バスは定刻通り出発しました。

バスの中では珍しくBGMが流れていました。

沖縄民謡的なBGMもあれば、女の子向けアニメソングのようなBGMも流れていました。

これも独自の進化をとげてきたからでしょうか(笑)

 

西表島は日本最後の秘境と言われ、手つかずの自然がたくさん残っています。

もしかしたら、まだ見ぬ新種がいるかもしれません。

西表島と言えば真っ先にイリオモテヤマネコが思い浮かびますが、イリオモテヤマネコは西表島に100頭ほどしか生息していないとされ、環境省レッドリストの中でもっとも絶滅の恐れが高い絶滅危惧種ⅠA類に指定されています。

 

西表島のような面積の狭い島に、イリオモテヤマネコのような肉食獣が住んでいるのは、世界的にみても稀なことです。ハンティングのスペシャリストであるネコの仲間は、一般に、もっと広い生息域を必要とするからです。

 

ですが、西表島の生物の多様性とイリオモテヤマネコが進化の過程で獲得した適応能力により、西表島のみで生息しています。

世界の野生小型ネコの仲間は、ネズミやウサギなどの小型哺乳類を食べています。しかし、西表島のような小さな島には、小型哺乳類が少ないなど餌資源の量も限られてきます。そこで、イリオモテヤマネコはトカゲ、ヘビ、カエルやコオロギなどの昆虫、オオコウモリ、鳥類、テナガエビなどさまざまな動物を食べます。このように様々な生きものを餌資源として利用することは、世界中でもイリオモテヤマネコだけが持つ特徴です。

 

イリオモテヤマネコは主に夜行性で、特に日暮れ時や明け方に活発に動きます。

森の中でひっそりと暮らしているので、野生のイリオモテヤマネコを見るのは困難です。

 

 

 

由布水牛車 15時54分着

今回は1日乗車券を使用しましたが、大原港 由布水牛車の通常運賃は片道 450円です。

 

この続きは次回のブログに書きたいと思います。

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