皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。
前回予告いたしましたが、Tomix製キハ48を入手したのちにある別の物を見つけ、思わず購入してしまいました。
↑週末に無事届きました。中は何なのでしょう?
↑KATO京都駅店製のキハ58系小浜線色(タイプ)です。
私は模型界に戻ってきて1年未満だったのでこのようなものが発売されていることを知りませんでした。先日の姫路色と同じくKATO京都駅店の製品のようです。
↑中身は至ってシンプルです。キハ58+キハ28と、ジャンパ栓等の付属パーツが入っています。
↑キハ58+キハ28の小浜線色です。真っ青なキハ58が海沿いの小浜線らしくて好印象です。
色々見てみます。ちょっとツッコミどころがありますが、製品にはっきり「タイプ」とありますのでやむを得ないでしょう。
↑キハ28はナンバーが「2447」になっています。当車は車体側面の機関冷却水給水口が車体中央付近にあり、ちょうどナンバーの横あたりにあるはずなのですが単品の模型は前位寄りにあるタイプなので実車とは異なります。
↑模型では9次車まで(397まで)の位置である前位寄りに給水口があります。ちなみに当時小浜には同形態のキハ28 2360が居たので模型のナンバーも「2360」にすれば良かったのに何故に「2447」を選んだのでしょうかね!?
↑キハ58です。キハ58は「キハ58 540」が印刷されています。なおキハ58 540は8次車となり、丸で囲った中にある運転席窓バランサー点検蓋は9次車以降(549以降)の装備であり実車にはありません。なので実車とは少し異なることになります。こちらも小浜には運転席窓バランサー点検蓋が付いている574や791・794が居ましたので、何故にこっちではなく「540」を選んだのか良く分かりません。
模型と実車が異なるのはこういったバリエーション品では仕方がないのですが、せめてより模型と近い実車の番号を選んで印刷すれば良いのにと思ってしまうのですが考えすぎでしょうか…。
あと特に晩年では乗降ドア下部の丸窓は閉塞されて無くなっていました。これはTomix・KATO共に言える点で、JR化後は全社でこの丸窓を埋める傾向が強く地域によっては全車完全になくなっている所もあり、模型化の際には悩ましい点ですよね…。このように濃い色で塗装されている車両は目立たないので良いのですが、九州色や四国色などでは目立ってしまって困りものです。かといってこれを埋める改造をすると下手すると塗装のやり直しになってしまうのでいつも我慢して目を瞑るしかありません。
↑屋根上の水タンクは当然ですが原形が付いています。KATOさんは水タンクが屋根板と一体なので変えようがありません。Tomix製の「トレインボックス」ブランドの「高山線色」ではちゃんと角型になっていますが、KATO製はこういう点が面倒です。
↑これは急行色の製品も同じですが車端部のステップや便所流し管が床板と同じ灰色になっているので目立ちます。
↑付属品です。ジャンパパーツはちゃんと「青」と「白」になっています。前回ご紹介した姫路色は何だか良く分からない濃灰色になっていたのでこれは良いポイントです。
では、いつものKATO製キハ58系整備内容であるTN化を始めとする整備・加工をしたいと思います。この作業は塗装を含むため時間が掛かるので続きは次回にさせて頂きます。
今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!
是非私のホームページ
http://kami-kitami.sakura.ne.jp/index.html
にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。