Wander Life

癒しを求めた流浪の旅模様を綴ってます

2020-2021 冬の釣り旅in四国①【「サンライズ瀬戸」で不穏な旅立ち…】

2021年01月17日 22時12分27秒 | 鉄道旅

2020年12月25日

 

 

 

 

 

2ヶ月に及んだ無職生活も終わりが見えてきて、年明けからは社会復帰。その前に最後の現実逃避旅として今日から冬の四国へ。冬でも比較的温暖な(と思い込んでいた)四国の海で無職生活有終の(?)1匹を狙うべく、マスク・アルコールなどコロナ感染拡大防止グッズを携えて、いざ出発。

まずは東京駅に出て、そこから「サンライズ瀬戸」で四国を目指す。

 

 

 

 

 

最初は塩尻12時18分発「あずさ26号」で八王子へ。

 

 

 

 

 

12時17分、E353系「あずさ26号」到着。やはりコロナ感染拡大の影響で車内はガラガラ。11月頃はGoToトラベルの恩恵もあり乗客が戻ってきた感があったけど、再び春の緊急事態宣言当時の光景になってしまった。

 

 

 

 

 

塩尻駅で購入したとりめし弁当とビールで昼食。車窓を眺めながらのビールはやはり格別。そしてこのとりめしがまた美味い。

 

 

 

 

 

あまり乗客は増えないまま笹子トンネル突入。「あずさ」では今や希少価値の車内販売が継続されてるけど、この乗車率では当然売れ行きも良くないはずで、このままの状態が続くと車内販売休止、または最悪廃止。そして「あずさ」自体も減便を余儀なくされそうで心配になる。

 

 

 

 

 

列車は桂川橋梁を渡る。年末らしい冬枯れの山々。今シーズンの冬は寒いとの予報だけど、そうは言っても四国はほどほどでしょ?とこの時点では楽観。

 

 

 

 

 

14時9分、八王子に到着。一旦ここで下車。引っ越し前にし忘れた残手続きをする為、以前の居住地の役所に出向く。

 

 

 

 

 

諸々の所用を終えて20時、東京駅到着。コロナの影響でグランスタや他各店も営業時間短縮されてると思い、早めに今晩の食料を調達。

 

ホームに行くと、おっ?「ビューやまなし」の215系がいる。自分は中央線での運用しか見たことがなかったので新鮮だけど、「湘南ライナー」の方が本業なのでこれは当然。来春ダイヤ改正で東海道線ライナーも特急化されるようで、215系の処遇が気になる。

 

 

 

 

 

そしてこちらは3月で見納め確定の185系。登場から約40年。今も残る数少ない国鉄型車両。ついに次のダイヤ改正で引退が決定。子供の頃から「踊り子」と言えばこの車両だったので引退は残念だけど、40年も走ってくれて本当にお疲れ様。

 

 

 

 

 

「湘南ライナー」のヘッドマークも見納め。

気になるのはこのコロナ禍で迎えることになる185系「踊り子」・「湘南ライナー」のラストラン。列車は全席指定にして駅は厳しく規制しないと、またいつものカオスで激しい密が発生してしまいそう。

 

 

 

 

 

そして21時35分「サンライズ瀬戸・出雲」入線。今日の「瀬戸」は琴平行きで運行される。

 

 

 

 

 

ビールを大量に買い込み「瀬戸」最後部の7号車シングル2階に乗車。ガラガラかと思いきや意外に乗客は多い。

 

 

 

発車前にくつろいでいると、ここで奇妙なできごとが。

 

 

 

自分の部屋のドアが突然開き見知らぬオジサンがジロリ。えっ?もしかして自分の部屋番号間違えたか?しかしきっぷを確認すると確かに合ってる。そのオジサンは「あっ、わりーわりー」と言って出ていった。あのオジサンが部屋間違えただけか?マジで焦った。

 

 

 

しかし、これで終わりではなかった(+_+)

 

 

 

このオジサン、またすぐに戻ってきて自分の部屋のドアをガラッ!そして「あれっ?」とか独り言言いながらまた去っていく。酔ってるのかしらないけど、このオッサンヤバい。しかもこのご時世にノーマスクだし。こんな形でコロナ感染でもさせられたらたまらない。ここで部屋のカギをかける。

 

するとまた部屋のドアノブをガチャガチャする音。うわ〜マジでこのオッサンヤバい。下手にカギ開けられないな。

 

 

 

 

 

定刻22時となり、「サンライズ瀬戸・出雲」東京を定刻発車。

本来ならテンションMAXな瞬間ながら、このコロナ禍にあってはそういう心境にならず。さらにあのオッサンに気分を害されダブルパンチの憂き目(*_*)

 

 

 

 

 

都会の夜を静かに加速。滑るような滑らかな走りで夜の東海道を進む。しばらくすると通路から何やらまた声が聞こえてくる。

 

「6号車はここじゃなくて隣、いや違う違うそこじゃないって」

 

誰の声かわからないけど、あのオッサンが関わってるのは間違いなさそう(-.-)

 

 

 

 

 

22時23分、横浜に到着。ホームは結構人が多い。一応今日はクリスマス。さらに今日で仕事納めの人も多いはず。例年なら年末に向けウキウキ気分な時期だけど、やはり今年はそうはいかず、横浜駅ホームの人々もマスク姿でどこか浮かない表情に見える。

 

横浜を出ると車掌さんの検札。コロナ対策できっぷは渡さず見せる形。検札印も押されず。

 

 

 

 

 

検札が終わったら晩酌タイム。「あずさ」で駅弁食べて以来飲まず食わずだった喉にビールを流し込む。くうーっ、最高。

 

そして主菜はイクラ大好き人間の自分が前から狙ってたつばめグリルの特選ちらし。ようやくありつけた。期待通り美味い!

 

 

 

 

 

小田原を過ぎると夜の相模湾。真っ黒い向こうに灯りが点在する夜の海。この夜景が見れるのは寝台列車ならでは。いつまでもこの夜景を見たいけど、285系も誕生から22年。考えたくはないけど、あと何年見れるだろうか?

 

 

 

 

 

丹那トンネルを抜けた辺りで晩酌タイム終了。ふと空を見るときれいな月灯り。月を見ると釣り人としては潮周りが気にかかる。

今日の潮周りは長潮。これから数日で満月の大潮へと移り変わっていき、釣りするには期待大のいいタイミング。

 

ここで就寝前にトイレに行くと、7号車2階は満室になっていた。ちょっと意外。

 

 

 

 

 

沼津を発車したところでブラインドを下ろして就寝。心地いいジョイント音が子守唄。

しかしあのオッサンの呪いは翌日へと続くことに…(@_@;)

 

 

 

 

 


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