今回は2020年末に購入したものから、415系4両セットです。

 

商品情報

・品番:10-1537

・紙箱入り

・クハ411-605+モハ414-505(M)+モハ415-505+クハ411-505の4両セット

・フライホイール動力・両端のクハ411にはライトユニットとON-OFFスイッチ搭載

・フックなしの密連型ボディマウント式カプラー搭載

・ステッカー、ジャンパ栓パーツ付き

・1箱13750円+税

 

レビュー

〇上野寄り先頭車 クハ411-605

クハ411-605

上野寄り先頭車のクハ411-605です。説明書通りにそろえたときは12号車になります。

ライトユニット、ON-OFFスイッチが取り付けられており、増結時にはライトを消灯させることができます。

 

正面

ライトユニットはLEDで、ヘッドライトは電球色でテールライトは赤色、種別表示器は白色に光ります。

種別は普通、窓にはワイパーが印刷済み。

Hゴムはグレー、幌枠は銀色で塗装済み。

カプラーはフックなしの密連型カプラーが取り付けられています。連結器周りのGUパーツが付属しており、連結器の首が振らなくなりますが見栄えを向上させることができます。

白色に濃い青帯の新塗装、好きなんですよね。

 

ライトユニット

運行番号はライトユニットに貼り付ける形になります。内装色の淡緑色で塗装されています。

 

側面

常磐線に投入された当初はセミクロスシートの車両が多かったですが、この500番台は混雑緩和のためにロングシート車両として投入されました。

床下機器はCPやMGが搭載され、車端にはトイレタンクが取り付けられています。MGが搭載されているので側面には冷却風取り入れ用のルーバーが取り付けられています。

車番、所属表記類が印刷済みになります。

 

トイレ部

トイレ窓は白色になっています。

行先方向幕は準備工事となっているのでHゴム部がグレーで塗装されているのみとなります。

JR仕様にするときは他車のステッカーを使うとよさそうですね。製品にはサボステッカーが付属します。

水カツの表記がいいですね。また点検蓋部のモールドがいい感じです。

 

表記類

車番と車端、ATS表記が印刷済み。土間のくつずり部は銀色で塗装されています。

青帯が斜めに切れているのがスピード感を感じさせていいですね。

 

妻面

幌は別パーツとなります。点検蓋と銘版がモールドで表現されています。

トイレタンクはカプラーの首振りに干渉しないように薄く作られています。

 

屋根

角形ベンチレーター、AU75BMクーラーは別パーツ。

常磐無線アンテナも準備工事となっていて、台座と配管がモールドで表現されています。

 

検電アンテナ

交流区間を走るため、架線に流れる電気の電圧を検知するための検電アンテナ(静電アンテナ)と、信号炎管が取り付け済みとなります。

アンテナが細いので折ってしまいそうで怖いです。

 

〇パンタ付き中間車 モハ414-505(M)

 

モハ414-505

13号車のモハ414-505です。製品ではこの車両にモーターが搭載されていて、増結したときでも、本製品だけでも走らせることができます。

フライホイール搭載の動力ユニットになります。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りの妻面です。点検蓋、銘版がモールドで表現されています。

 

側面

車番等の表記が印刷済み。床下機器は主変圧器や整流装置などの交流機器が搭載されているのでモーターが目立ちにくくなっています。

屋根上機器は交直流車のため、切り替え装置やガイシなどがぎっしり装備されていてにぎやかです。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄り妻面は配管があります。結構すっきりしていますね。

 

屋根

パンタ周りは非常ににぎやか。

 

パンタ周り

交流電圧は非常に高く、パンタグラフと屋根の絶縁距離を取るためにガイシで一段高くなるので屋根自体が少し低くなっています。

また、切り替え装置や避雷器、変圧器などが搭載され、これもまた白いガイシを使って一段高くなっているので横からもかなり目立ちます。

交直切り替え装置の位置は交流位置になっているようです。

ここが415系やE501系などの交直流車両のカッコいいポイントなんですよね。側面にははしご、ベンチレーターが搭載できないので屋根肩に通風器がモールドで表現されています。

 

〇パンタなし中間車 モハ415-505

モハ415-505

14号車のモハ414-505です。

 

妻面(水戸寄り)

水戸寄りの妻面は銘版なし。

 

側面

モハ414は交流関係機器が搭載されますが、このモハ415には主制御器や主抵抗器などの直流関係機器が搭載されています。

 

妻面(上野寄り)

上野寄りには銘版がモールドで表現されています。

 

屋根

 

〇水戸寄り先頭車 クハ411-505

クハ411-505

15号車のクハ411-505です。

こちらもライトユニットとON-OFFスイッチが搭載されています。

こちら側には幌、ジャンパ栓パーツがついています。

 

正面

ジャンパ栓パーツは2種類あり、写真のような線付きのパーツと、増結時に干渉しないように線なしの栓受けだけのパーツが付属しています。

こちらは増結する予定がないので線付きのジャンパ栓と連結器周りのGUパーツを取り付けました。

GUパーツは上り向きと下り向きで異なるので2種類付属しています。

 

側面

床下機器はCPが搭載されています。

 

妻面

妻面は銘版有。

 

屋根

屋根の仕様は12号車のクハ411-605と同じ。

 

室内

このセットの車両はすべてロングシート車となります。座席パーツもロングシートでえんじ色の部品となっています。

 

1編成導入

ヤフオクで15両セットを購入しました。今回はその中から動力付きの4両セットとなります。

前々から常磐線系統の電車が好きで集めようと考えており、今回お安く出ていたので購入しました。

設定が国鉄時代となり、JRマークなし・方向幕準備工事の仕様となっていますが、今のところそこまで気にしていないのでよし。

塗装や表記も安定していて、KATOクオリティで見た目もよくてカッコいいですね。

1500番台も集めたくなってきてしまいました。