大学入試と天橋立 | ハンター湘南の旅ブログ

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(南側から見た天橋立)

 

個人的に大学入試シーズンになると「天橋立」が脳裏に蘇る

 

四捨五入で、約30年前の話

あまり周囲に話していない過去の事実を、ちょっと書きましょう(場合によっては今後消去するかも)

 

 

部屋を整理していたら、市から頂戴した、成人記念アルバムが出てきた

 

市長名が入ってないぞ、誰だった?

 

そこに貼った写真は、成人式とは全く無関係、汽車旅のもの。

 

実は、大学入試期間中、旅に出た。

常識的にあり得ないだろうが、進路が決まる前に。

 

合格=「橋が繋がる」のを祈願して、天橋立へ


と言ったら多少は格好が付くが、実は、「急行はしだて」のお葬式がメインだったりする。


初めて大垣夜行に乗って、米原→福井と乗り継いだ

何故か全く写真を撮ってない。いちおう受験生だから控えたのか。


そして、福井から天橋立行きの2両のディーゼルカーに乗車




福井~敦賀は、普通列車としての運転

小浜線から先が急行区間


あと数日で廃止になるのに、葬式鉄は全くおらず、車内はがら空きで、実に平和だった。


今日では、どんな些細なネタでも遠方からマニアが集まり、時々トラブルが発生しがちだ。


(列車名のサボも撮影したが、アルバムから剥がして、どこかへ仕舞いこんで不明で残念)



 終点、天橋立に到着

北近畿タンゴ鉄道に移管して間もない頃だ


初めての天橋立


 

この旋回橋は初めて知った


帰りの横浜市内までの切符を求めたら、当時既に珍しかった硬券だった。


帰りの大垣夜行のJRの車掌さんが珍しがって、「これは絶対に取っておいたほうがいいぞ」と好反応を示した。

(ギリギリ横浜市外の大船で途中下車して硬券を残して、券売機で新たに買い直したのは言うまでもない)


翌日、合格通知が届いた


親には「地理がほぼ満点で、間違いなく合格」とか嘘をついて旅に出たが、受かって良かった、天橋立のご利益だ。


4年後、大学卒業のタイミングで、特急として「はしだて」が復活し、受験生生活を思い出したっけ。



受験生の皆さんは真似しないで下さいね。

天橋立はテレビで見る程度に(笑)