大曽根駅【愛知県】(名鉄瀬戸線。2020年ほか訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県名古屋市東区北東部の、北区との境界部分に広がる大曽根の市街地に位置する名鉄瀬戸線の主要駅で、JR中央本線、名古屋市営地下鉄名城線、名古屋ガイドウェイバス・ガイドウェイバス志段味線 【愛称:ゆとりーとライン】と乗換可能であり、名古屋市街北東部の交通結節点の一角を構成している、
大曽根駅 (おおぞねえき。OZONE Station) です。
 
尚、他社局の大曽根駅につきましては機会がありましたらUP致します。
 
 
駅名
大曽根駅 (ST 06)
 
所在地
愛知県名古屋市東区
 
乗車可能路線
名古屋鉄道:瀬戸線  
 
隣の駅
栄町方…………森下駅 
尾張瀬戸方……矢田駅 
 
乗換可能駅
JR東海:中央本線【中央西線、中央線】……大曽根駅まで徒歩5分
名古屋市営地下鉄:名城線…………………大曽根駅まで徒歩5分
名古屋ガイドウェイバス:ガイドウェイバス志段味線 【愛称:ゆとりーとライン】……大曽根駅まで徒歩5分
 
 
訪問・撮影時
2018年7月、2020年7月
 
 

名鉄の大曽根駅は高架駅で、1983年に高架化されました。
駅舎機能は2階にあり、2階の一部と1階は名鉄系の商業施設「μPLAT大曽根(ミュープラット大曽根)」が入居しています。駅外と2階の間には階段・エレベーターが設置されていて、「ミュープラット大曽根」内の南側には上りエスカレーターもあります。
写真は西口で、名鉄が管理しており、名鉄線、JR線、ゆとりーとラインが利用可能です。名鉄線の駅の向こう側(奥)にJR線の大曽根駅(高架)があり、JR線の東側に北口(東側)があります。名鉄線高架下とJR線北口は繋がっています。そしてJR線・北口(東側)の東隣りに「ゆとりーとライン」の大曽根駅(高架)があります。西口の手前と北口(東口)~ゆとりーとライン駅の間には名古屋市営地下鉄名城線・大曽根駅の出入口があります。
 
また、西口には大規模な駅前広場が整備されていて、地上部にはバスターミナルが併設されています。地下には集客施設「OZ GARDEN」、駐車場、駐輪場、雨水の調整池の大曽根雨水調整池が整備されています(Wikipediaより)。
写真は南東を望む。
 
 

 

西口駅前の様子です。ホームより撮影。上写真は北西を、下写真は南西を望む。
駅周辺は市街地で、オフィスビルやマンションが立ち並んでいますが、意外と商店・飲食店は多くありません。上写真の
上写真の右側を手前(東)~奥(北西)に延びる幹線道路は環状線で、地下を地下鉄名城線が通っており、交差点から東にかけての地下に大曽根駅があります。
 
また、東側も市街地で、大型商業施設「メッツ大曽根」などがあります。ナゴヤドーム(バンテリンドーム)は駅東側にあります。
東側駅前につきましては他社局の大曽根駅の記事で紹介予定です。
 
 

大曽根駅高架下1階にて出入口を撮影。南西を望む。
右(西)が西口で、地下鉄駅方面です。左(東)がJR線・北口方面で、その先に東側出入口と「ゆとりーとライン」の駅があります。
写真右側の階段とその左に少し写っているエレベーターが出入口で、2階の改札階との間を結んでいます。
また、左側には「μPLAT大曽根(ミュープラット大曽根)」の出入口があります。関東のJRや大手民鉄ではこのような商業施設を併設した駅が多いですが、名鉄ではまだまだ少ないです。
後方にはコンビニエンスストア「ファミリーマート」があります。
 
 

高架下2階にある改札口の様子です。東を望む。
左手に出入口があり、右手には「ミュープラット大曽根」の2階フロアへの連絡路が延びています。(2階フロアと1階フロアと階段・上りESで結ばれており、南側からも大曽根駅改札へアクセス可能です)。
大曽根駅は終日にわたり駅員が配置されていて、駅集中管理システム・インターホンは未導入です。
交通系ICカード『manaca』などに対応の自動改札機が5通路あり、左から2つ目と4つ目の通路がICカード専用、左端は幅広通路で有人通路を兼ねています。
改札口の左手前には出札窓口と自動券売機が2台(タッチパネル式は『manaca』のチャージが可能)、『manaca』のチャージ機が1台あります。
改札内には自動精算機とICカードチャージ機は設置されています。
トイレ・多機能トイレは改札外と改札内にそれぞれ設置されています。
改札を入って右へ進むと3階ホーム階とを結ぶ階段・エレベーターが設置されています。
尚、コンビニは改札外北側1階にあります(前述)。改札内に売店・コンビニはありません。
 
 

尾張瀬戸方面下り1番線ホームに設置されている吊下式駅名標です。電照式かどうかは不明です。
名鉄標準のデザインで、駅ナンバリングも表示されています (ST 06)。
駅ナンバリングの「ST」ですが、瀬戸線の「瀬」の「S」と「戸」の「T」の合成です。
また、駅名標の右隣には吊下式の乗換案内板が設置されています。
尚、写真奥にはJR線の高架橋と「ゆとりーとライン」の大曽根駅が写っています。
 
 

名鉄線の大曽根駅は島式ホーム1面2線の高架構造で、南北方向にホームが延びています。
左(西)が1番線で下り尾張瀬戸方面、右(東)が2番線で上り栄町方面です。2番線の右側にはJR中央本線が並走しており、右後方にホームがあります。JR線のさらに右側には「ゆとりーとライン」の大曽根駅があります。
ホーム有効長は6両分ありますが、現状、瀬戸線は4両編成での運行で、中央の4両分のみ使用されています。ホームドアは未設置で、主要駅で乗降客が多い事からホーム幅は広くなっています。
上屋は電車が停車する中央の4両分に設置されており、乗降時に雨に濡れる事はありません(異常気象時を除く)。
ホーム上にはベンチ・飲料自動販売機・待合室(冷暖房は?)が設置されています。
写真は2番線より尾張瀬戸方を望む。
 
 

1番線より栄町方を望む。ホーム端に機器室があります。左前方にはJR線の大曽根駅ホームがあります。
この先、大きく右へカーブしながら市街地の中を走り、JR線と離れます。そして進路を西に定めて住宅街の中を走ると森下駅へと至ります。
 
 

1番線より尾張瀬戸方を望む。
この先、環状線(道路)をオーバーパスして右側の中央本線と並走しながら高度を上げて市街地の中を緩やかに右へカーブします。そして大きく右へカーブして中央本線をオーバークロスすると進路を南西に変えて、下り勾配で住宅街の中を南東へ走ります。そして地平区間になると左へカーブして、名鉄におけるナゴヤドームへの最寄駅である矢田駅へと至ります。
 
 
あとがき
私が名鉄の大曽根駅で下車(乗車)したのは1980年代の子供時代に複数回、そして2010年頃、2018年、2019年、2020年の数回です。ほぼ全て名鉄瀬戸線と他社局の路線を乗り換えるために乗降しています。中でも2018年は名鉄全駅訪問計画の一環で下車しました(2019年8月に全駅制覇済)。主要駅ですが島式ホーム1面2線と小規模でした。しかし他路線との乗換が便利な事もあり(特に瀬戸線尾張瀬戸方面と中央線金山・名駅方面)、乗降客は多かったです。駅前は市街地ですが4路線が集まる駅にしては商業施設が充実しておらず、乗換駅の機能が強い印象でした。しかしながら名鉄駅では高架下に商業施設「ミュープラット大曽根」を開業させたり、全く何もないわけではありません。そして、少々距離がありますがナゴヤドームも徒歩圏内です。
 
東京からですと東海道新幹線で名古屋駅まで行き、中央本線の快速または普通に乗り換えて大曽根駅へ(名古屋市内行きの乗車券で大曽根駅まで行けます)。西隣に名鉄瀬戸線の大曽根駅があります。名鉄線で大曽根駅入りされたい場合は名古屋駅から名古屋市営地下鉄東山線で栄駅まで行き、隣接する栄町駅から名鉄瀬戸線の電車に乗車して当駅下車です(種別・行先は不問)。じゅうぶん日帰り訪問可能です。
一方、大阪からは東海道新幹線で名古屋駅、または近鉄で近鉄名古屋駅まで行き、名古屋駅からは上記のルートで到達できます。こちらもじゅうぶん日帰り訪問可能です。
 
食料・飲料について、駅高架下と駅前に複数のコンビニがありますが、気軽に入れる飲食店は少なく、チェーン店は「モスバーガー」「ガスト」「スターバックスコーヒー」「ヴィ・ド・フランス」くらいでしょうか。心配な場合は事前に用意しておきましょう。
 
東京、大阪とも到達難易度はやや高いですが、名鉄瀬戸線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は大曽根駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:Google地図、Wikipedia)