1995年に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)から26年を迎えました。犠牲になった方のご冥福をお祈り申し上げます。
そんな今日は、「防災とボランティアの日」や「おむすびの日」、「ひょうご安全の日」に制定されていますが、今回は年前に運行開始した西武鉄道 2代目「L-train」(現在はラッピング解除)について紹介させていただきます。
防災とボランティアの日は、阪神・淡路大震災で、日本国政府や地方公共団体の危機管理体制の不備をはじめとする、さまざまな問題が浮き彫りにされた一方で、ボランティア活動が活発化し「ボランティア元年」とも言われたことに由来。写真は六甲山から望む神戸の街並み
おむすびの日は、JA等でつくる「ごはんを食べよう国民運動推進協議会」が、阪神大震災で、ボランティアの炊き出しで被災者が励まされたことから2000年11月に制定しました。(写真は私が握ったおかかおむすび)
ひょうご安全の日は、兵庫県庁が2006年に制定。
過去の災害を教訓に、防災対策を常日頃から備えておきましょう。(非常食などの常備や通勤通学コース上の危険箇所(看板や塀等)のチェックなど)
では本題に入ります。
5年前の2016年1月17日に、西武鉄道9000系9108編成へ埼玉西武ライオンズのチームカラーであるレジェンド・ブルーに塗装した車両にライオンズロゴを施した2代目「L-train」が運行を開始ました。
西武高速バスではお馴染みの塗装ですね
西武9000系は、池袋線の4ドア車両による10両編成化を推進するため、1993年から1999年にかけて10両編成8本計80両が西武所沢車両工場で製造され、ラッピングされた最終編成の9108編成は、自社工場で最後に製造された車両です。
走行機器などは廃車になった旧101系(上写真)の電装品を再利用、車体は先行して量産されていた新2000系とほぼ同仕様の普通鋼製、内装は6000系に準じたものとなり、西武鉄道の通勤車両で最後に製造された「黄色い電車」で、省エネルギーの観点から、2004年度から2007年度まで、全編成の制御装置をVVVFインバータ制御方式に更新しましたが、廃車進められ現在は1本が西武池袋線で活躍しています。(9104Fのみ)
かつて後述の3000系に施されたラッピングが9000系で復活!!
きゃりーぱみゅぱみゅのメジャーデビュー5周年を記念し、ピンク色に塗装してラッピングされた9101編成などが廃車となった
初代「L-train」は、2010年7月から3000系8両編成1本(3015編成)にラッピング、2013年12月に運行終了となり、ライオンズファンや鉄道利用者などから復活の要望が寄せられていたことから、2代目「L-train」の投入に至りました。
2018年1月15日からは、「埼玉西武ライオンズ」の創設40周年にあわせて、20000系2本にラッピングを施した3代目「L-train」(上写真右側)が運行開始、2代目「L-train」は2018年度末に運行を終了する予定でしたが、現在も継続して運行中です。
3代目「L-train」20104編成(西武池袋線)
3代目「L-train」20105編成(西武新宿線)
3代目「L-train」車内
座席モケットもL-train専用
初代「L-train」から号車表示が野球ボールを模したものになってます(乗降ドア右上のシール)
2019年3月で運用終了となった2代目「L-train」9108編成は、2019年10月に4両編成に組み替えられ武蔵丘に入場、西武多摩湖線へ転属されることに。
2020年10月から多摩湖線でデビュー(9105F・9108F)
短くなった上にラッピングが剥がされ寂しい姿になりましたが、レジェンドブルー1色でも存在感はありますね。
この編成もよく乗りましたが、あまり撮影しませんでしたねアセアセもう少し撮影しておけば良かったなと思いますぼけー
気温のアップダウンが激しく、寒暖差疲労で頭痛など体調を崩しやすくなりますゲホゲホ体を冷やさないようにしたり、頭痛時には耳のマッサージを行い、この冬を頑張って乗り越えましょうウインク
コロナ禍で色々厳しい状況ですが、今週も皆様にとって素敵な1週間となりますようにクローバー

今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました!

鉄道コム