前回、今年のテーマを「計画的」にした1910番です。
KATOから九州色の415系が発売になったのをつい昨日知りました。
すでにKATOからは2019年10月に常磐線カラーの国鉄仕様が模型化されていて、出来の良さにべた褒めした記事を書いています。
↓詳しくはコチラへ。
1910番の中では415系=常磐線・水戸線という思いがあるので九州色の製品は買うつもりもなく、発売日すら把握してなかったのですが、偶々SNSでレビューしている人たちが目につきました。
そしてこれです。
基本セットと増結セット
仕事の帰りに買ってきてしまいました。
しっかり基本・増結両セットともに購入です。
早速今年のテーマに矛盾していますが、2021年もまだあと11ヶ月半ありますので誤差の範囲です。
では、せっかく買ってきたので中身を見ていきましょう。
…とはいっても、九州仕様の415系には乗ったことはおろか見たことすらありません。
どうしても常磐線仕様の415系と比べた内容になってしまいますのでご了承ください。。
今回のプロトタイプは大分車両センター所属のFo122編成(基本)とFo103編成(増結)の現在の姿です。
Fo103編成では側面窓の一部が固定化されていて、Fo122編成との見た目のアクセントとなっています。
出来映えは、まぁ前回の常磐線仕様と同じく申し分ないものとなっています。
前回と変わらぬクオリティ
常磐線仕様とは色合いが異なる青23号の帯が上下に2本、そして各車側面にある赤色のJRマークが目立ちます。
そして今気づいたのですが、九州の415系は前面に幌を付けてないのですね(幌の付属パーツも無い)。
車内は、全車ともロングシートとなった姿が再現されており、座席の色も明るい青色となっています。
ボディは色が違うだけではありません。
側面のサボ受けは、行先表示器の使用開始に伴い撤去されている状態を再現。
さらに、モハ414形の行先表示器は使用されていないので、行先表示器の部分にまで青帯が入れられている状態もしっかり再現されています。
お約束(?)の常磐線仕様と並べてみます。
巷では「九州仕様の色味が明るすぎるのではないか」という話がちらほら見られました。
車体の色は、光の当たり方や汚れの具合により違って見えるものなので、万人が納得するように再現するのは難しいと思います。
でも、見た目の印象としては違和感無く仕上がっているのではないかと思います(実物見たこと無いけど)。
今回、最大の特徴は屋根上でしょう。
今回の製品では、ベンチレーターがすべて撤去され、クーラーもAU75形からAU75BH形へ載せ替えられた姿となっています。
左:九州仕様 右:常磐線仕様
上部の屋根布押さえが無くなり、雨どいの形状も変更されています。
続いてパンタ回りにも注目です。
上:常磐線仕様 下:九州仕様
ガイシが緑色になっているのが目立ちますが、肩部分の外気取り入れ用のルーバーが埋め込また状態が再現されています。
また、交直切り換えのブレードは常磐線仕様と同じく交流側となっています(九州島内限定運用)。
今回気になった点はこのくらいでしょうか。
長々と書いてしまいましたが、とにかく常磐線仕様のものと同じく、申し分ない出来映えとなっています(2回目)。
九州の415系には興味が無くとも、買って損は無いと思います。
最後に、付属の説明書ですが…。
説明書
実車の写真の後ろに、チラッと1500番台が写っています。
言いたいことは言えたので、今日はこの辺で…。