番外 日豊線、787系電車で運行時に佐伯~延岡間普通列車時の乗車車両となります先頭車両車内の紹介 | コウさんのコウ通大百科 PART3

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(平成24年1月〜平成30年3月の記事はPART2の内容です)

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 日豊線大分駅以南で運行されております、大分車両センター所属の787系電車4両編成でありますが、現在特急列車は「にちりん」・「きりしま」・「ひゅうが」におきまして運行されております。

 

 そんなこの787系電車4両編成では、画像1にもありますように、1号車クロハ786形の鹿児島寄りにグリーン車が設けられておりまして、それ以外の車両には普通車が設けられてあるのが特徴となっております。

 

 現在、これら列車の一部列車におきましてはワンマン運行を行っておりまして、その対策としまして以下画像にもありますように、デッキ部及び車内に防犯カメラも設けられておりますし、乗車時における災害時のマニュアルが書かれたファイルも各座席に設けられておりまして、そう言った際の対策も見られております。
 
 (ワンマン時行先)
 
 (車内の防犯カメラ)
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 そんな787系電車と言いますと、これまでも当ブログでもご紹介しておりますように、佐伯駅~延岡駅間の普通列車にも平成30年3月改正より運行されておりまして、佐伯→延岡間1本(2761M)、南延岡・延岡→佐伯間が2本(2760M・2762M)におきまして普通列車が運行されております。
 
 (佐伯駅時刻、この列車(6時18分発)しか延岡方面へは運行されておりません)

 

 この普通列車での特徴と言いますと、上下列車とも先頭車両しか客扱いを行っていないのが特徴でありまして、佐伯駅→延岡駅間の2761Mでは1号車で客扱いを行っておりますので、以下画像・後述のようにグリーン車が連結されております車両で客扱いを行っておりまして、グリーン車の発売も車内で発売されているのが大きな特徴でもあります。尚、ご紹介しておりますようにワンマン運行を行う事もあります787系電車4両編成ではありますが、これらの場合は車掌も乗務した形で運行されております。
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 さて、今回ご紹介しますのは、以前「にちりん」乗車時の車内におきましてこれら先頭車両の車内での姿を収めておりましたので皆様にご紹介してまいります。今後、その普通列車に乗車される予定の方々はこの画像での姿を参考にしていただければ幸いでもあります。


 

 画像の先頭車は、787系電車の宮崎・鹿児島方先頭車であります、1号車クロハ786形であります。この車は、冒頭でもご紹介しましたようにグリーン車+普通車の合造車両でもあります。

 

 そのクロハ786形のグリーン車(前方右側)・普通車(後方左側)の部分です。ご紹介しておりますように、佐伯~延岡間ではこの1号車のみが客扱いを行っておりまして、グリーン車は乗車しますと車内で購入と言うパターンとなっているのが特徴でもあります。
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 ここからは乗車しておりましたので車内画像をご紹介します。画像が1号車の普通車の部分です。元々このクロハ786形及び後述のクハ787形0番台が4両化に伴いまして新製された車両でもありましたので、これらが座席の柄も他の号車の普通車と異なっているのも特徴でもあります。尚、この4両編成では今年3月改正で廃止となります、現在は1本しかない特急「有明(ARIAKE)」のロゴの姿が現在も残されておりまして、かつての証を残しております。
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 (現在も見られます「ARIAKE」)
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 こちらは同じ1号車のグリーン車です。グリーン車自体は3列シートでありますし、非常にゆったりとした車内でもあります。そんなこの座席が佐伯→延岡間で利用できると言うのもいいのではないかと思いますし、この1号車の場合には普通車も含めまして必ずコンセントも付いておりますので、電源の心配もないのもいい所ではないでしょうか。
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 一方、こちらの画像は大分方先頭車であります4号車です。4号車の場合はクハ787形0番台(改造車の場合は100番台~サハ787形からの改番)となっておりまして、延岡→佐伯間の場合は先頭車となりますので、この4号車のみが客扱いを行うようになっております。ちなみに、画像の車はクハ787形0番台でありまして、クロハ786形とともに4両化に伴いまして新製された車両でもあります。
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 この佐伯~延岡間の普通列車では、先述のようにワンマン運行は行っておらず、車掌も乗務するようになっております。もしもワンマン運行となりますと、これまでのワンマン運行では設けられておりませんでした整理券発行機などを設ける事になっていたようでありますが、それらが設けられていない所から車掌も乗務も致し方ない所でもあるようです。やはり、ドアが後方1箇所しかないと言う特殊条件でもありますので、尚の事無人駅ばかりの区間を走る普通列車のワンマン運行も行いにくい所もあるとも思いますので。

 

 (1号車ドア際)
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 (4号車ドア際)
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 所で、この時乗車しましたのは宮崎方面からの「にちりん」車内でありましたが、この日は乗客も各号車まばらでありまして、合わせましても40名足らずの乗客数でもありました。この区間の需要は正直詳しくはわかりませんが、この乗車していた時間帯は少なかったと言う印象であった事には間違いありませんでした。
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 今回は、タイトルにもありますように787系電車の佐伯~延岡間普通列車運行時に乗車車両となります各先頭車の車内に関しまして皆様にご紹介しましたが、やはり特急列車に使用されております車両でもありますので乗り得でもある事が伺わせております。また、佐伯→延岡間ではわずか1本のみの運行となっております2761Mとなりますと、グリーン車もありますし、コンセントもありますので豪華な印象もあるのではないかと思います。ただ、この佐伯→延岡間の普通列車のみでは始発列車でもあれば最終列車でもありますので、利用されます方はそう言った事に注意の上で利用していただきたいものであります。
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