熊本バス895
熊22か・895
三菱MS512N(1977年)
中の瀬車庫
1993年8月11日
西日本車体42MCの貸切車体を架装するもと貸切車です。同一シャーシで熊22か・894も在籍しました。
九州産業交通935
熊22か・935
日野RV561(1978年)
八代産交
1993年8月11日

当時の熊本県の路線バスは先述のように
5~10年程度使用した観光バスを主にイズミ車体製作所路線バスに改造して使用しました。

貸切車時代の面影が残る運転席
熊本バス895
熊22か・895
三菱MS512N(1977年)
1993年8月11日

貸切車時代の面影が残る運転席
熊本バス895
熊22か・895
三菱MS512N(1977年)
1993年8月11日
一見すると貸切車ですが、シートカバーはレース柄を織り込んだビニール製のカバーを付けています。天井にパイプ手摺りが吊革代わりに付いています。料金箱💰や降車ボタン右差しが付いており、乗降のさまたげにならないように左通路側最前列の座席が撤去されています。

高校を卒業して、最初のボーナスを叩いてまで、なぜ九州熊本まで行ったのかと云うと小学校のときに本屋で立ち読みした鉄道ジャーナルに掲載されていた九州産業交通貸切格下げ改造車の写真でした。
鉄道ジャーナルNo.222
1985年8月号
国鉄近郊型電車とシティ電車より
意とせずともクラシカルなデザインとなった九州産業交通のバスは一度は見てみたいと思いました。実は中学校卒業のときに同級生と九州ワイド周遊券🎫を使い九州一周の旅に出かけました。

ワイド周遊券
ワイド周遊券は、いまフリー乗車券の代名詞"青春18切符"とは異なり自由周遊区間の広さと汎用性の高さにありました。ワイド周遊券は、まさに乗りつぶし派のためのきっぷと言えました。行き帰りの経路では急行、自由周遊区間内では特急・急行の普通車自由席に乗り放題で、最大20日間という長い有効期間も魅力でした。北海道全線、九州全線など広い範囲をいくらでも乗り降りできるワイド周遊券は当時話題となった国鉄全線走破『チャレンジ2万㌔』も人気を後押ししたフリー乗車券。


カメラカメラハッはディスカウントショップで購入した35㎜カメラ(バカチョンカメラ)をこの旅行で初めて使いました爆笑

友人は鉄道ファンバスファンは僕だけ。宿は当時僅かに残っていた"急行かいもん"を常宿として(今としてはなんとも贅沢な悩み…)で3日目、流石に風呂が恋しくなり八代で駅を出て銭湯♨️に行くために八代駅前に出たら、駅前に九州産業交通日野RD100三菱B805(西工貸切格下げ車)が駅前に停まっていたました。

九州産業交通903
日産ディーゼルRA50(1978年)
熊本バスセンター

いすゞBA20(1972年)
熊本バスセンター
1990年3月22日
トラック雑誌"McCOY"の切り抜きを塾の友人から貰いました。そこには偶然にも九州産業交通の改造車の写真があり、沸々と九州熊本への旅を夢見て高校時代を過ごしたのでありました。

二度と無い熊本旅行のため、無駄に出来ないと慎重に撮影し、24枚撮りを全部撮影しなくてはいけないのに21枚程度で何故か撮影を辞めて新しいフィルムに変える、中二病と貧乏性の併せ技みたいなコトをしましたガーン
結果
6本のフィルムは全部真っ白えーん
1993年の一人旅はこのリベンジでもありました😓