こんにちは。

今日はDD51の実車ネタです。上沼垂所属の12系お座敷車両(通称 カヌ座)とDD51 745が引退するということで、冬の磐越西線へ赴いていました。今から19年前、2002年1月の撮影です。

 

3つ目のDD51 745が見えてきました。北海道の降雪時、照度確保のためにナンバープレート上に補助灯を増設した変形機でした。磐西を行き交ったDDはJR貨物の東新潟機関区所属車が多く、50系客レなど旅客も担当していましたが、745号機1両だけJR東日本 長岡運転区所属で、臨客の牽引をメインに頑張っていました。

 

カヌ座5連を牽引しての磐西ラストランでした。雪ではなく小雨模様だった記憶があります。

この12系お座敷車両は塗替えが何度かあったように思いますが、この末期の塗色が落ち着いた雰囲気で好みでした。列車は”さよならお座敷磐越号”、多客臨としての運転でした。

山都-喜多方 9226レ (2枚とも)

 

会津若松から折返しの列車が最後になります。自分なりのポイントに一人構えました。745登場前、普通列車が行きます。キハ110系列の列車、磐西ではこの車両ももう見られなくなっているんでしょうか?

荻野-山都 232D

 

山都で232Dと交換のダイヤ、いよいよやって来ます。

 

3ツ目とナンバープレートが輝く位置で一撮..

 

長岡に1両だけ ということで重連を考慮しなかったのでしょう。KE70開放栓ケーブルは両End共装着がありませんでした。”3つ目”故の前撮り正攻法、最後は後追い..といつものパターンにはなりませんでした(笑)。

 

これが3つ目のDD51 745とカヌ座の見納めショットになりました。

山都-荻野 9233レ(4枚とも)

 

余談ですが、この時は友人と同行、返しの下り列車は最初松野(喜多方に近い場所)に構えたのですがどうしても納得が行かず、友人が借りていたレンタカーを乗っ取って山都駅の先、↑の場所での撮影でした。撮影後すぐに喜多方方面へ返しましたが、松野撮影後、暗くなる中ガソリンスタンドの所で待っていてもらったのを覚えています。大変申し訳ない..。斜面が急で枝をカットしきれないとか色々ありますが、どうしてもここで最後を見送りたかったんです(笑)。(最初舞台田と書いていましたが、多分松野付近だったと思います。訂正します。)

 

この数週間後にもう1本信越本線を走るさよなら列車がありましたが、”デーデーはやっぱ非電化!”と出動しませんでした。道床等に残る雪と全く着雪の無い木々のコントラストが強すぎて難しい条件でしたが、磐西で何度も撮影した745を最後も磐西で..無事見送れました。

機関車も客車も同年夏までには廃車になったようです。

 

磐西にはこの後もDD牽引の貨物列車は存続しましたので、もうちょっと745の活躍を見たかったですけどねー。唯一3つ目で残っていた変形機でしたから..

JR東日本所属機で相方の12系カヌ座引退となれば、牽引するものが無い ってことだったんでしょうね。

今は鉄道模型で当時の姿を思い起こします。

 

 

今頃の季節の撮影 ということで、ポジを引っ張り出して再Scanしてみました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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