山は動き始めている。 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

度々書いているけど、この情勢と撮影対象が次々と引退しているために行動範囲は狭くなっていて
最近の取材対象は、傾向を見てお分かりの方も多かろうが西武鉄道がメインになっている。

最近は残り1本になった9000系の10両編成が多かったが、転用改造が進んでいた3本目の9102Fが
11日から運用を開始し、いよいよ新101系の置き換えが現実味を帯びているかなと思ってきた所で
案の定昨日になって復刻ツートンカラーの245Fが南入曽に回送されたほか、それより少し前からは
牽引車兼用の263Fも運用を外れて小手指に回送されている。
甲種輸送にしては早いなと思ったら、どうやら狭山線対応の方向幕に交換されたらしく…
となると近く狭山線で営業入りしそうな状況で、俄然その動きから目が離せなくなってきた。

そんな動きを見通していたか、実は11日朝に新101系撮影を多摩湖線沿線で敢行していた。
この日、ホームドア輸送に入った9000系9104Fよりも、当初はこちらがメインだったのだ。

この日朝、8時に閑散とした西武遊園地駅の南口を降りた。
そして、さっそく撮りながら歩き始める。
11日はまだ245Fも走っていたから、それも漏れなく記録しながら。
それが結果的には良かったわけだ。

南口から線路に沿って南に歩き始めて…

公園に入る。
ここは都立狭山公園。
最近、Facebookのコミュニティでも多数写真が上がっていて、気になる場所だったのだ。
通過しそうになっては撮り、をしつつ、小高い山を上っていくと。

西武園ゆうえんちの観覧車がバックに見えるポイントに着いた。
ここが、撮り鉄には有名なポイントらしく。
西武遊園地から帰ってきた9000系9108Fを手始めに、およそ40分ほど粘ってみた。
40分居れば、朝なら多摩湖線運用車全4編成を網羅できるからだ。
しかも朝だから、他に誰もおらずゆっくり撮ることができた。

すんげぇ寒かったけどな。苦笑

あまりの寒さにシャッターを押す指が固まり、あわや失敗しかけたことも…

241F(伊豆箱根鉄道カラー)

259F(赤電)

245F(ツートン)

名残の「西武遊園地」行き方向幕も絡めつつ、一通り効率よく収めることができた。

でも唯一、263Fを撮ることは叶わぬままになったが。

もうちょっと早くから動いとけば、って話だよな。
まぁ撮りに行ってみても、日中萩山折り返しの運用に入っていたりタイミングも合わなかったし。
こればかりは運が無かった、というしかないのかなと。

そして、山を下りてまた西武遊園地駅へ。

無人状態の南口駅舎とのツーショットを絡めて。

南口横の階段を上がり、住宅地の道路からゆっくり入線してくる赤電色を俯瞰。

最後に、西武遊園地駅に入って山口線8500系とツートンカラーの出会いを。
この風景も見納めとなったのだろうか。

山は動き始めた。
自分は先に先にと記録の手を打ってきたから、ほぼ慌てずに構えることができた。
慌てに慌ててトラブルにならないよう、見極めが肝心になってきたようだ。