関西本線開業130周年のあらまし

 関西本線(名古屋~JR難波間、営業キロ174.9㎞)は、大阪鉄道が1889年(明治22年)に柏原~湊町(現在のJR難波)間(16.1㎞)を開業したのを皮切りに、他の区間においても民間事業者により開業され、1899年(明治32年)に名古屋~大阪間が全通しました。

その後1907年(明治40年)の国有化、1987年(昭和62年)の国鉄民営化(JR東海:名古屋~亀山間59.9㎞、JR西日本:亀山~JR難波間115.0㎞)を経て現在に至っています。

関西本線の非電化で単線区間に運用されるキハ120形小型気動車

 

 以前は、名古屋~大阪間を直通で結ぶ列車が運行されるなど、名古屋圏と大阪圏を結ぶ重要な役割を担っていましたが、東海道本線の整備が進められたことなどにより、現在直通列車は運行されておらず、名古屋~亀山間59.9㎞(電化区間)、亀山~加茂間61.0㎞(非電化区間)、加茂~JR難波間54.0㎞(電化区間)の3区間の運行系統に別れています。

 

関西本線の複線電化区間で運用されている221系(大和路快速)

321系は関西本線(大和路線)・おおさか東線・東西線で運用される直通快速列車、奈良~尼崎

207系も関西本線(大和路線)・おおさか東線・東西線で運用される直通快速列車、奈良~尼崎

関西本線(大和路線)で活躍する201系普通電車、しかし、225系の新製投入で201系は順次引退!

関西本線・加茂駅~亀山駅間の非電化単線区間を走るキハ120形気動車

関西本線の伊賀上野駅で伊賀鉄道「忍者電車」隣あわせ!

関西本線の山間部、加太越えはキハ120形が活躍!

関西本線では奈良駅~名古屋駅間の直通列車、急行「かすが」が運行していた事もありました。

(JR東海)キハ25形気動車は313系と同様の車体です!

関西本線の亀山駅~名古屋駅間(JR東海:名古屋~亀山間59.9㎞、)

(JR東海)313系電車

関西本線のJR東海区間(名古屋駅~亀山駅)で運用される車両は電化区間であるが、電車も気動車も走る

JR東海の現役最古参車両キハ75形気動車

三重県内の関西本線は非電化区間の紀勢線に繋がるため気動車が走ります!

 

 関西本線は、名古屋と大阪を最短距離で結ぶ鉄道であり、沿線地域の開発が進み魅力的な観光資源が存在するなど、今後さらなる整備の充実が望まれる路線です。

 

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