横浜シーサイドライン、2月14日は中止 金沢八景駅の複線化工事で始発から10時頃まで



横浜シーサイドラインは1月13日、金沢シーサイドラインの金沢八景駅で複線化の切替工事を2月13日の営業運転終了後から翌14日10時頃まで行うと発表した。この影響で2月14日は始発から運休する。

2月14日の10時頃まで運転を中止するシーサイドライン。【撮影:草町義和】

計画によると、2月14日は始発から9時まで新杉田~金沢八景間の全線で運転を中止。9時頃から10時頃まで新杉田駅より順次運転を開始しし、10時以降は全線で運転を開始する。ただし所定のダイヤに戻るまでには時間がかかるという。

振替輸送はJR東日本と京浜急行電鉄(京急電鉄)、横浜市営バス、京急バスなどで行われる。また、悪天候で工事が延期になった場合、2月20~21日に切替工事を実施。2月21日の同じ時間帯で運休する。

シーサイドラインは、JR根岸線の新杉田駅と京浜急行電鉄(京急電鉄)本線の金沢八景駅を結ぶ、全長10.8kmの路線。1989年に開業したが、シーサイドラインの金沢八景駅は京急本線の同名駅から約150m離れた場所に仮設された。

金沢八景駅のホーム。現在は単線で写真奥のほうの軌道のみ使われており、手前の軌道は未使用。【撮影:草町義和】

2019年3月31日、シーサイドラインの金沢八景駅が京急駅に隣接する本設駅に移転し、単線で暫定開業。引き続き複線化に向けた工事が進められていた。当初は2019年度中に複線化される計画だったが、同年6月に新杉田駅で発生した逆走事故への対応が優先され、複線化が延期されていた。