先日、京阪電気鉄道が本年1月31日より適用される時刻表が公開されました。
今回は従来のダイヤと比較して何が変わるのかということについて、
簡単に箇条書きで示します。




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本線・鴨東線・中之島線


現行ダイヤと比較してそれほど変わらない点

・昼間のダイヤ(淀屋橋特急6、準急6、中之島普通6(内訳萱島3、枚方市3)


現行ダイヤと比較して少しだけ変化がある点

大阪側
・淀屋橋から私市最終連絡便の種別変更(現行樟葉行き特急から改正後樟葉行き快速急行へ格下げ)
→守口市・寝屋川市・香里園から私市への最終連絡が10分繰り下げ
→その引き換えに現行淀屋橋23時55分発淀行き準急廃止


京都側
・最終列車の繰り上げは無し
・但し22時台以降特急の減便が目立つ
・現行2本ある三条始発の通勤快急を何れも出町柳始発に変更


現行ダイヤと比較して大幅に変わる点
・3000系にもプレミアムカー連結→プレミアムカーを連結する特急の増便
大阪→京都方面(現行53本→改正後86本)
大阪方面(現行54本→改正後88本)
・6両編成復活(各停・区間急行・準急のそれぞれ一部の列車)


内容的には現行ダイヤと大きな変更はありません。
一部列車の廃止または種別格下げなど、規模としては小さなものと言えますが、
プレミアムカーを連結した特急の増発や6両編成の運用開始など、
車両運用の面で若干大きな動きがありそうです。

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また、このダイヤ改正で5000系の5扉運用がすべて廃止され、
全列車の一般車が2又は3扉で統一されます。

このダイヤ改正で5000系が全て撤退するのかどうかは定かではありませんが、
13000系が今後36両導入されることが発表されていること、そして6両運転が開始されること、
京橋駅にホームドアが設置されることなど、諸事情を勘案すると仮に今回生き残っても
そう長い期間運行されるとは考えられにくいでしょう。



なお、6両編成の運行についてはその殆どが中之島~萱島間に集約されており、
今回のダイヤでは昼間時間帯に30分に1本が6両編成での運行となります。



また3000系のプレミアムカーは新造のため、該当する車両は編成から外されます。
この中間車がどのような処遇になるのかは不明ですが、今後導入される13000系は
36両で、単純に考えれば6両編成が6本導入されると推測されます。

今後7両化に使用されるのか、それとも脱車された中間車は異端車として
長期間実質休車状態となるのかは不明ですが、新造からまだ15年も経ってない
車両を態々潰す必要性があるのかどうか…


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本線系統と接続する支線(交野線・宇治線)

深夜帯の一部が減便となりますが、最終列車の繰り上げは
見られませんでした。



とまぁこんな感じで、軽くまとめてみました。

グループ会社の叡山電鉄でも同日にダイヤ改正を実施するようですが、
まだ時刻表を見ていないため今回は特集を組まず、公表され次第
短めですが纏めようかと思います。


それでは。

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