国鉄時代からJR初期にかけて毎年この時期にはスキー用の臨時列車や団臨がよく運転されました。

 

そんな中で小生が注目したのは20系を使用した名古屋の方から中央西線を通って長野に向かう団臨で、詳しい経緯は覚えていませんが現地で乗客を降ろすと東線経由で品川?まで回送されました。

 

ちょうど成田臨の箸休め的な意味合いで何度か出撃しましたが、初回に撮った時は長野運転所のロクヨンが牽いて来ました。

 

これは高崎のロクヨンだったような気がしますが、遠目なのでちょっとハッキリしません。

 

そして一度だけ何故か東海のカマが牽いたことがあります。八ヶ岳バックの名所で捉えることができましたが、この時鉄道雑誌に公表されていた時間より30分以上早く来たので危ない所でした(実際列車が通過した後に数人の同業者が現れて可哀想でした)。

 

先日の成田臨の記事でも触れましたが、当時は東海と東日本が未だ蜜月関係だったので他にもジョイフルトレイン「ユーロライナー」に同じ塗装を施した14系を増結した「シュプール赤倉」が信越線に乗り入れていました。

 

こちらは団臨を牽いて来たユーロ色のロクヨンが品川駅の臨時ホームに停車しているシーンです。後ろは懐かしい東海道線の113系の姿も見えます。

 

最近はスキーが全く下火になってしまい、また適当な客車もないのでこういう光景も完全に歴史の一コマと化してしまいました。