コーナーモジュール車両基地付随ボード「空白地帯隠しジオラマ」【Nゲージ敷設工事68】

車両基地モジュールに付随する車両基地コーナーボードA+コーナーボードBと、車両基地への引込線(ポイント)直線ボード、合計3枚部分のジオラマ制作を進めております。
先日、裏側の「分割式300cm増設ボード」の増設の作業開始したのにあわせて、繋ぎの調整も兼ねての制作です。
今回は、コーナーボード部分の「穴」と申しましょうか、空白地帯がどうしてもできてしまう部分の情景をセットしてみました。

いつものように、たくさん、悩んだのですが、コーナーボードは、当初制作した90度ではなく、180度Uターン(反転)することで、更に増設ボードをかまして、レイアウト的には固定化させることに致しました。
そのコーナーボードでUターンさせる「中心部付近」が、どうしても「空洞」ができてしまいます。

そこの空洞は、みすぼらしいですし、DCフィーダーなどの配線も見えてしまいますので、90℃ターン用の空白隠しとして、単独ジオラマ「ミニ遊園地線」を制作していました。
しかし、90℃ではなく、180℃Uターンさせることで、空洞部分のスペースが半分くらいに小さくなってしまい、遊園地線の設置は、物理的に困難となりました。

かなり規模を縮小した遊園地線にすることも、一時、考えましたが、小さくなってしまうのであれば、単なる情景にする方針に、変更しました。
その代わりに、コーナーボードの外側の余ったスペースに、周回しない、短い単線を敷いて、自動運転で、往復運転となるように、追加する予定だったのですが、先日、複線に、追加で複線プラスの4線にすることに致しましたので、外周部分はギリギリ本線で占有します。
そのため、単線の自動往復は、場所を移す予定にしています。

車両基地をもっと長くしたりと、色々と、夢はつきませんが、相模原鉄道模型クラブの運転会などでの会場設置などを考慮しますと、やみくもに長くするのは、スペースもたくさん必要になりますので、やはり直線は3mが限界と感じています。
3mでも長すぎるのですが、逆に、滞留させる車両を最大16両編成と考えた場合、ポイント部分なども含めて、この3mが必要です。
私は最大10両編成程度しか所有していませんが、メンバー様の中には、16両など頑張っておられる方もいますのでね。

車両基地じたいを、本線から独立させたボードにすることも考えたのですが、もう、何回も設計変更している、車両基地にある線路を、これ以上、色々と、動かしたくない(変更したくない)と言うところもあります。
また、複雑化させると、設置作業の時間が2時間以上必要になることが予想されますので、設置・撤収も考慮しますと、簡素化かつ、コンパクトなほうが、良い訳です。
そのため、車両基地に関しては、端っこの、コーナーボードを、90度から180度化して、本線をUターンさせることに、更に2線追加すること決しました。

ボードの空白スペースに設置する、線路なしの情景ボードのネーミングですが、適切で分かりやすい言葉が思いつきません。
そのため「空白地帯隠しジオラマ」を仮名とさせて頂いております。
良いネーミングがありましたら、ご提案賜りますと幸いです。

空白隠しジオラマに関しては、最初は、5cm程度の厚みのあるスタイロを使って「丘」にでもしようと思ったのですが、持ち運びと、保管スペースを考慮して、ほぼ平面、5mmのスチレンボードにしました。
そのスチレンボードに、例によって、100円ショップの青いプラスチック板を貼り、大きな「湖」としています。
湖の中央部は、深さを出すため、ブルーのプラ板の裏側に、白系の塗装を施しています。