皆さん おはようございます。すいません。昨日急に途中で終わったので、画像の添付忘れてました。下の画像見て、昨日の記事も再度ご参照ください。 

 

御紹介したかった 急行しらはま1号名古屋行。 8時30分の新宮駅が始発。 普通に考えると 熊野市方面に発車するのが妥当なのですが、 天王寺行 急行きのくに4号と併結されて 列車名の白浜駅に向かいます。 自由席だけの3両編成だったようです。

隣のくろしお1号の食堂車マークや 寝台特急紀伊も気になりますが、割愛。

白浜駅をすぎて 和歌山駅に12時38分に到着した 急行しらはま1号は、ここで 急行きのくに4号と別れます。 

和歌山からは、和歌山線に入り 高田からは 桜井線で 奈良駅に14時52分着。奈良からは、関西本線を東に 亀山駅16時21分に到着。

亀山駅で なんと しらはま1号が 紀伊勝浦駅を発車した 4時間後に発車して来た 急行紀州4号と併結されました。  この紀州4号には、亀山までは 急行くまのが併結されて来ており この亀山駅で 別れて 関西本線を西に進み 拓殖から草津線 京都に向かう急行列車でした。

また 話はそれましたが、 急行しらはま1号 紀州4号となった列車は、名古屋に向かい 17時29分につきました。 順当なルートを辿る 紀州4号だと 4時間半の 新宮ー名古屋間を 倍の9時間もかけて走った 急行列車でした。  

この時代 キハ58系の特性を生かした、 このような 分割併合を繰り返して 各地を結んだ急行列車は全国各地に走っていましたが、 急行しらはま1号が面白いのは、反対方向の列車が存在しないということなんです。 ただ 急行しらはま1号自体は 存在するので ややこしいのですが。

 

和歌山線の時刻表です

 

 画面の急行しらはま1号が 今回 御紹介した列車。 その右横に 急行しらはま2号が存在します。 一見2往復走っているようなんですが、 行先が 奈良から奈良線を走通って 京都に向かっている 白浜発 京都行の急行列車でした。

 

そして 反対方向の和歌山線の時刻表。 

急行しらはま1号が 走っています。 が 始発駅が京都で 終着駅が白浜となっています。  名古屋発の列車は 存在していません。  と 考えると 当時の 急行しらはま は 基本的には京都ー白浜間の急行列車で、 御紹介した 急行しらはま1号は、例えば 急行わかやま と読んでもいいのかなあ、とも思いました。  ただ 白浜ー奈良間の列車と考えると 同じ列車名でいいのかなとも思います。 しかし、新宮から 紀勢本線 和歌山線 桜井線 関西本線を通って 名古屋まで、 海沿いを走り 田園風景の残る山あいを走り、和歌山や奈良の市街地を抜けて 関西線の峠越えもして 最後は 四日市のコンビナートを見ながら ラストスパート。 途中駅では 分割併合の停車もあるので 軽くホームで散歩できる 今では 経験できない 贅沢な汽車旅ができたでしょうか。 

 

また 面白い列車 思い入れのある列車が あれば 御紹介します。

 

ご覧頂きましてありがとうございました。