スナックカーもぜひ撮りたい被写体ではあったが、実は今日のメインターゲットではなかった。近鉄京都線を訪れていながら、本来の目的は、京都市営地下鉄烏丸線から乗り入れてくる、京都市交通局10系だった。
この車両についてはこれまでも何度か取り上げてきたが、アルミ由来のマットな銀色を基調とした無骨なデザインが好きだ。世間への媚びや無意味な同調とは程遠く、必要に応じて線を引いた結果の機能美が見て取れる。
今日訪れたポイントは富野荘と新田辺の駅間にあるのだが、京都方面からやって来る列車には新田辺で折り返すものが多く設定されており、短い時間で数多くの列車を撮影することができるため、とても効率が良い。
そのため、このようなすれ違いシーンが時折見られた。偶然この時は京都市交通局の車両どうしがすれ違うタイミングで、期せずして迫力のあるカットを収めることができた。
とにかく寒かった今日、正午前には帰宅、昨夜こしらえた鍋の残り汁にうどんを放り込んで卵を落とし、昼食とした。寒い日に食べる鍋煮込みうどんはまさに至福。寒さを凌げる場所があることに感謝しながら、1袋27円のうどんに舌鼓を打った。
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