西武9000系9104Fホームドア輸送&9102F多摩湖線運転開始 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

3連休最終日。
いつもなら成人式で、あちらこちらで新成人の大騒ぎが聞こえる日。
自分も御多分に漏れず、かつては地元の成人式に出て再会を喜び、夜は中学の同窓生とお酒を飲み
ドンチャン騒ぎしたものだったが、今年はそんな騒ぎは皆無に近く、時折振袖姿を見かけるのみの
きわめて寂しい祝日になっている。

そんな中。
今日の自分は土日のオフィス作業による運動不足解消も兼ねて、ウォーキングしながら写真撮影。
時々指が固まりそうになるほど寒かったが、まだ歩いているほうが具合が良い。
そうして少しずつ北へ、北へと歩き電車に乗っていると、西武球場前駅である光景に出会う。

あれ、ホームドア?

プロ野球のオフシーズンで使われていない5・6番ホームで、なんか人や物が動く姿が。
よく見ると、新品のホームドアのようだ。

とすると、この後載せるのかな…?

地下鉄や私鉄の場合、営業用の電車に本体を載せて輸送、深夜に設置駅で取り下ろしている。
西武鉄道では昨年秋にも、9000系9103Fを使用して所沢駅までホームドアを輸送していた。
また同じことをやるんだろうなと思って、そのまま狭山線で西所沢まで行ったら。

あれれれ、9000系9104F⁉️

しかも入れ替わりに、狭山線に入っていくではないか。

そういえば今日は、朝から西武線アプリに走行位置が上がらなくておかしいなと思ったんだ。
ただ、多摩湖線も3編成目の9000系9102Fが登場し、先週金曜日に玉川上水に回送されていたので
新101系の記録再強化を仕掛け始めたばかりだったから、敢えて気に留めずにいた。

それだったのに、こんな形で入ってくるとは意外。
時間は午前10時過ぎ、慌てて西武球場前駅に引き返すことに。

西武球場前駅に戻ってみると、9000系9104Fは5番線に入線し搬入準備中。

まずは編成全てのカーテンが降ろされ、車内の様子は伺い知れなくなる。

ほどなくして作業員が集まり打ち合わせ。

まずは養生が運び込まれ、車内の養生が行われたようだ。

…しかし折からの寒さもあり、ホームドア本体の搬入まで待ってはいられなかった(苦笑)

西武9000系はここ8〜9年、なにかしらの機会ついでに撮られた記録は残っているが、昨年11月以降
この9104Fが最後の10両編成となってからは、記録機会を大幅に増やしてきた。
しかし、狭山線での撮影機会はもう無いと思っていただけに、貴重な記録をすることができた。
そして、気付いた人も少なく、ゆっくり撮ることができたのもまた良かった。

…夕方、戻ってくると搬入作業もとっくに終わり、夜までしばしの眠り。
幕は全て白幕にされ、いつもの野球輸送の出番待機のように閑散とした広いホームにぽつり。
終電後に動き出し、設置駅まで運ばれるとの由。

…そして、先述した9102Fは。
自分が多摩湖線沿線から離れたのと入れ替わりにw今日の午前中から運転を開始していた。
今回の9102Fは、スカートが電連対応の切り欠きを持つ異端編成。
車体色こそ9105Fと同じだが、またバリエーションが増えることとなった。

これで9000系は3編成に。
物理的には日中の全運用を賄えるようになった。
いよいよ新101系の動向が気掛かりになってくるが…
情勢は不透明だが、事故やトラブルの無いように見送れるようにしていきたいものだ。