今日はこんな写真を発掘(基本写真を見直してそれに文章を書いている思い出しブログです)。
近鉄の汎用特急車(一例)です。
2017年3月撮影です。
近鉄では ひのとり しまかぜ アーバンライナー 伊勢志摩ライナー ビスタEX を使用する特急は事前に時刻表にその旨記載があります。
しかし、時刻表になんの表記もない特急には 新旧・細かい形式を決めずに使用する車両を当てているそうです。
この新旧・細かい形式を決めない特急に使用している車両を 汎用特急車 と呼ぶそうです。
なるほど、外観・室内ともに、落ち着いた色合いでビジネス・レジャーどちらの特急にも似合いそう、幅広い近鉄のエリアのどこで運行しても違和感がなさそうなベーシックな車両かと思います。
こちらは2018年3月に撮影した汎用特急車(一例)です。
こちらの方が新しいようです。
新しい汎用特急車がデビューしたからといって古い汎用特急車が全て引退した訳ではありません。
また、前述の通り、新しい汎用特急車でも細かく仕様が異なっている、古い汎用特急車も同じく細かく仕様が異なっている、そうです。
つまり、同時期に色々な汎用特急車が走っているということです。
たまにしか乗らない私には汎用特急車が充当されることはわかっても、それ以上詳しくわかりません。
なので、駅に行って停車中の車両を見て、今日は新しい車両だ、今日は古い車両だ、その位で乗車しています。
逆に言うと、ぱっと見、違いがそんなにない、それが汎用特急車とも言えるとも思います。
2018年3月撮影。
ビスタEXです。
こちらには2階建て車両が連結されています。
この車両を使用する特急はその旨時刻表に記載があります。
同じく2018年3月撮影。
ビスタEX(リニューアル編成)です。
同じく2018年3月撮影。
アーバンライナーNEXTです。
この車両を使用するときもその旨時刻表に記載されます。
まとめますと。
時刻表に ひのとりとあればひのとり 観光特急しまかぜとあればしまかぜ ULとあればアーバンライナー ISLとあれば伊勢志摩ライナー VとあればビスタEX が充当される。
時刻表に何の記載もない特急なら特急汎用車のうちのどれかが充当される。
ということになるかと思います。
もう少し掘り下げると、アーバンライナーでもNEXTとPLUSの2種類があったり(6両編成はNEXT、PULSどちらがくるかわからない、8両編成はPULSのみ)、伊勢志摩ライナーでも2つのカラーリングがある(共通運用になっているのでどちらがくるか事前にはわからない)、といった感じでひとくちに特定の形式が充当されるといっても複雑です。
と、ここまで書いてきてひっかりを感じるのがやっぱり汎用特急車。
事前にどの形式になるか予想する手立てはないものか。
新しいものに乗りたい、古いものに乗りたい、そんな希望は鉄道ファンでなくてもあるかと思います。
第一、当日、今日の気分はこれだな、という具合に車両を決める・・・とは考えにくい。
つらつら考えてみると、例えば最近の車両は車椅子対応席があるなど、デザインではなく設備が違ったりします。
そうすると、座席配置図が違うことになります(=一人席で隣に車椅子を置けるようになっている区画がある)。
ということは仮説になりますが、シートマップをみれば、ある程度絞れるんじゃないか、と思います。
アーバンライナーの6両編成もPLUSとNEXTで座席数の違う号車があるので、やはりシートマップでわかったりするのかな、なんて思ったりします。
ただ、素人の仮説になりますので、本当のところは近鉄の方でないとわかりません。
近鉄特急って奥が深いですね。
そこまではまらなくても気軽に。
たくさんの形式なので鉄道ファンの方もそうでない方も。
大枠だけ押さえておいて。
今日は赤色の伊勢志摩ライナーだったね。
今日は黄色の伊勢志摩ライナーだったね。
とか。
アーバンライナーというだけで乗車して。
今日はNEXTだったね。
今日はPLUSだったね。
そんな風に楽しめるかと思います。