どうも今冬は季節感が半世紀前にもどってしまったようですねぇ。
最近は無用の長物どころか、若い人たちは存在すら見たことの無い、かつて越後/北陸名物「雁木」が本領を発揮するほどの大雪降りのようです。
鉄道では長年「特雪」で運行を支えていたDD14はすでに無く、富山のDD15も4年前に最後の一両が廃車。
後釜に座ったものの能力不足が露呈している新除雪車キヤ143で大丈夫なんでしょうかね。
加えて今お昼のニュースで北陸地域での道路交通障害で百台単位の立ち往生が複数箇所で発生していると報じています。
流石に昨年来からの教訓でノーマル走行車はいるはずが無いとは思いますが、通常のスタッドレス装着だけでは対応不可能な路面状況ともなると、+チェーン装着でもしないとまともに走れない状況なんでしょうかね。
ラジオで事前スタック対応で大型が4輪チェーン装着で走っている、なんてことも聞きました。
まるで38豪雪の再来のようです、と書きましたらつい最近も同じセンテンスを書いたような気がします。
「鉄」には本当は「雪」はおいしい得物の一つなんですけれどねぇ。
1980年代撮影 函館本線旧札幌駅
ED76514牽引、下り客車急行狩勝?
過去何度か掲載したカットですが、厳冬豪雪となると思いつく思い出深いカットなので、今回も少しリマスターのアレンジを変えて掲載してみました。
ホワイトバランスを蛍光灯に合わせれば青緑っぽい色合いは漆黒へ修正できるのですが、あえて銀塩感を残し雪の質感の白が活きるようにしてみました。
※画像をクリックして大きくしていただくと印象が伝わりやすいかと。
雪シチュエーションでは厳寒時の力強さを表現するには、機関車の右に出るモノはないように小生は感じます。