1月2日。午前4時半起床。準備を整え5時に弟君の家を出る。山陽線の始発に乗らねばならんのだがアストラムラインはまだ動いていないので歩いて新白島の駅へ向かう。

ちょろっと歩くと

牛田のお隣アストラムライン白島駅。

この通りまだ駅は閉鎖されている。

さぁ先へ急ぎましょうか。

で、再びちょろっと歩くと

新白島の駅に着いた。所要時間10分少々。なんだ、めちゃくちゃ近いじゃん。

20分以上かかるかと思ったらあっけなく着いた。

うむ~。ここも上下線で改札が別。可部にしろ新白島にしろ最近こういうのが多いのかね?

時間があるので駅の周りを探索。セブンイレブンがあったので朝飯と昼飯を買っといた。

で、いざホームへ。僕が乗るのは5時36分発の広行き。別に広島の「島」が誤って抜けているわけではない。広島には「広」というところがあるのである。呉線の広。呉市内の地名である。昔九州からの帰りに下関で広行きの電車に乗っていたんだがおばあさんから「これは小郡まで行きますか?」と聞かれた。「行きますよ。大丈夫ですと。」と答えたんだがお礼の言葉とともに「広というのはどこなんですかね?聞いたことがないのでわかりませんでした。」と仰られていた。まぁ知らなかったらどこに連れていかれるのだろうと不安にもなるわな。ちなみに僕の高校時代の担任は広高校の出身である。まぁどうでもいい話だが・・・。

改札を通りたいのだが窓口がまだ閉まっている。僕は18きっぷなので今日の日付を入れてもらわなければならない。昔このパターンを中央線の高尾で経験したことがあり、その時は自動改札が解放されており素通りできた。なので今回も素通りしようとしたら「ピンポーン!!!」と自動改札が通せんぼ。「おいおい、どーせえっちゅうねん・・・」

改札機の横にインターホンがあったので事情を説明するとそこにはカメラが付いており切符を見せろという。そこで18きっぷを見せると「では改札を開けますのでお通りください。日付は車内の車掌か下車駅で押してもらってください。」とのことであった。時代は変わったなぁ。

20分ほど時間があるのでさっそくコンビニ弁当を食べる。

新白島。アストラムラインの沿線の人が広島駅に向かいたい場合なんかは非常にアクセスが良くなったと思う。ここは山陽線と可部線の列車が通るので本数も多い。以前なら可部線の大町で乗り換えなんだろうが本数は少ないし単線なのでめちゃくちゃ時間がかかる。白島で降りて歩くのも邪魔くさいし県庁前や本通りまで出てバスや市電で向かうのもめんどくさい。まぁそもそもこの沿線では広島駅行きのバスがバンバンあったのかもしれんがバスは時間が読めんからね。軌道系のアクセスの方が時間が読めていいと思う。しかし・・・

その時間が読めるはずの軌道系アクセスである山陽線の電車が来ない。駅にも遅れのアナウンスや電光掲示板は出ない。「おいおいどうしちゃったのよ???」

広島駅での乗り換え時間は4分。まともに来たってあまり余裕はないのだ。これで芸備線が待ってくれなかったら今日の予定はおじゃんである。芸備線と福塩線に乗れればいいというわけではない。1日1本しかない広島発府中行きの列車に乗りたいのだ。そのために12月30日からリスケまでしてこうして新白島の駅にまで来ているのである。

いらいらしながら待っていると3分遅れて列車がやってきた。

このままちゃんと走っても広島での乗り換え時間はたったの1分。呉線って何番ホームだっけ???ちなみに芸備線は一番端っこのホーム。間に合うか???広島まではたったの一駅。回復運転も何もあったものではない。

間もなく車内では広島での乗り換えの案内がアナウンスされ始めた。そこでは芸備線のアナウンスも普通にされていた。うむ~、間に合うの?待ってくれるの?そこのところの説明が欲しいんだが・・・。そもそもこの列車の遅れについてのアナウンスが全くない・・・。

ちなみにどうでもいいことなんだが乗り換え案内の時に「芸備線、備後庄原・府中行き5時43分。9番線です。」とアナウンスされたんだが土休日は三次ー備後庄原間は運休である。正しくは「芸備線、三次・府中行き5時43分。9番線です。」である。

そして列車は広島駅にとうちゃこ。すると・・・

同じホームの向かい側に芸備線の列車が停まっていた。おぉ~ラッキー!

この状況である。同じホームだから特に乗り継ぎのアナウンスがなかったのかもしれんがあせったわ。

この通り、広行きの列車は5時41分発。通常ならば広島で2分ほど停車するんだが到着時にはすでに発車の時間を過ぎている。

まぁ無事に乗り換えできてよかったわ。

そして定刻。本来ならすでにホームにはいないはずの広行きの列車に見送られながら列車は府中を目指し発車した。 続く