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次回の3月13日のダイヤ改正で、上越新幹線に新たにE7系が追加投入されることが既に明らかになっていますが、同時に2階建て新幹線のE4系の進退についての文言が注釈ですがありました。

【上越新幹線E7系追加投入】
そもそも上越新幹線E7系は、一昨年のダイヤ改正日の2019年3月16日から初めて導入されました。
以降、新潟~東京間を走る「とき」が4往復分、越後湯沢・高崎~東京間を走る「たにがわ」1往復分をE4系を置き換えました。

2021年3月13日のダイヤ改正後は上り・下り列車の「とき」が8往復に(現行は4往復分増)、「たにがわ」が上下ともに3往復(現行と比べて2往復分増)になり、現在E4系で運行されている「Maxとき」「Maxたにがわ」を置き換えました。
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(今回追加投入されるE7系)
E4系の置き換え完了は2021年秋頃とされていて、この時に統一に合わせた小規模なダイヤ改正が行われる可能性があります。(2019年5月に、大宮駅~新潟駅間の速度向上に取り組むことが発表されています。)

そもそも、この置き換えは2020年を目途に完了させる計画でいたものの、一昨年10月に起こった豪雨災害の影響で、JR東所属のE7系・JR西所属のW7系の一部編成に浸水の被害が発生しました。
浸水の被害が生じた編成の代替・補填する策として、上越新幹線に導入済みの車両や予定していた車両を北陸新幹線に投入。そのゆえE4系については、一部廃車は行われているものの、置き換えは一旦保留状態となっていました。

E7系はこの他にも、上越新幹線の新潟駅~新潟新幹線車両センター間にて回送列車の自動運転の試験走行が計画されており、将来的にはドライバーレスを目標にATOの試験を始めることも既に明らかになっています。
幸いにも?延命となっていたE4系も遂に区切りの時が発表されることとなった今回。
最後の時まで"Max"らしさ溢れる走行が続くのを強く期待しています。