こんにちは。

今日はED75機番シリーズの第104回 1036号機の後編です。

前編に引き続き、1999年全般検査後の姿をUpしたいと思います。

 

初っ端がちょっと映えないアングルなんですが...全検出場後予期せずやって来て慌ててシャッター切った重単です。1036+762号機、青森の1000番台と700番台の組み合わせで重単回は珍しかったと思います。1036号機は土崎全検、オリジナル赤2号の762号機との車体の色違いがよく分かります。

1999/10 東北本線(以下同様) 岩手川口-好摩 単9***レ(列番不詳)

 

青森車が重連の次位に付く運用、カマ次位コンテナ抜けを期待して狙ってアタリ!、でした。片尾灯の1036号機が顔を出してくれました。寒い寒い冬の奥中山、”本物”じゃないですがダイヤモンドダストっぽくなりました(笑)。

2000/02 小繋-奥中山 3080レ

 

重連高速貨物列車の先頭に立ちます。とっくに客レは廃止になって先頭に立つことは無くなっていましたが、50系戸閉信号伝達用のKE85Hはそのままで全検出場していました。右端の黒いジャンパ栓です。

2000/05 奥中山-小繋 3077レ

 

その数か月後、あれ?、KE85Hはグレー塗装でした。前の写真は下り方、こちらは上り方なので塗色が違ったのか、何かの整備で塗り替えられたのか?整備されたにしては帯の塗装が剥げてますしねー。

2000/09 金谷川-松川 4086レ

 

ちょっと間をおいて車扱のタンク貨物列車牽引の姿、夕方の良い光線でした。同じく上り方、帯の塗装も綺麗になっていました。

1036号機は2001年にJR東日本からJR貨物へ売却転籍しています。なのでこの時は[仙貨]所属になっています。

2002/02 鏡石-矢吹 5176レ

 

桜を絡めて後追い..木の向こうは無量光院跡です。あれだけ走っていたコキ50000も過去帳入りしてるんですよね。

2002/04 前沢-平泉 3066レ

 

これはゴールデンウィークのレアアングル、ED75重連の車扱貨物5172レが後から来た4056レに抜かれるダイヤでしたが、この日は4056レがウヤ、しかし機関車回送だけあったようで、通常のダイヤ順通り単4056レが先の発車です。EF210-18とED75 85+1036の重連が並びました。5172レが荷無しの単回は結構ありましたが、4056レが単機は滅多になかったと思います。既に出発信号青が現示されています。

2002/05 黒磯駅 5172/単4056レ

 

1036+100の高速貨物列車が行きます。ヒマワリが映えきりませんでした。もうちょい長いレンズで切り取ればよかったかな?

2002/09 小鳥谷-一戸 3083レ 

 

紅葉が始まった峠道を行きます。この区間唯一の車扱貨物列車、ワムハチとタキ5450で組成されていました。ギリギリ編成全部乗っかっていました。

2002/10 御堂-奥中山 5261レ

 

その後、1036号機は長い休車の時期があったようです。写真は陸前山王駅に疎開留置されていた時のもの、[仙貨]区名札右の票には”15.6.8”の日付表記がありました。

2003/06から休車状態にあったものと思われます。

2004/01 陸前山王駅

 

その後ずっと見かける機会はなく、5年経ってようやく運用に就く姿に出会えました。

シロナナゴを従えて高速貨物列車を元気に牽引です。(貨車は写っていませんが。)

この時、右端のKE85Hは撤去され、KE72に復元されたようです。使用予定があったんでしょうか?KE85Hに合わせたスカートの切り欠きは大きいままでした。

2007/07 豊原-白坂 3075レ

 

その後何度か撮影機会があり、この望遠で思いっきり引っ張ったのが最後になりました。

2009/02 新田-梅ヶ沢 92レ

 

1036号機はこの後まもなく 2009年に廃車になっています。

99年の全検後は貨物列車ばかりでしたが..前編の急行運用や客レなども含め、活躍の姿を記録できた機関車でした。

 

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以上ED75 1036 機番シリーズNo.104後編、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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