納沙布岬からの帰りは根室海峡沿いの道を通ります。
しばらく国後島を見ながらの道が続きます。
根室市街を通り抜け、国道44号線を西へ。
道の駅スワン44ねむろで一旦休憩。
ここは風蓮湖と春国岱がよく見えるスポット。
道の駅の横の歩道を通って風蓮湖の岸へ。
根室十景の一つ、風蓮湖はサロマ湖に次ぎ北海道で2番目の大きさの汽水湖です。
近くによってみました。
対岸に見える林のようなものが春国岱です。
風蓮湖とオホーツク海を隔てる砂州で、長さ8km、最大幅1.3kmの3列に並んだ砂丘でできています。
砂丘の上には原生林が広がっており、野生動物も多く生息しているとか。
後で道の駅の望遠鏡で見たらシカがいました。
風蓮湖とともにラムサール条約に指定されています。
道の駅に戻って館内を一通り見たあと、再び車に戻って国道44号線をさらに西へ。
少々先を急ぎます。
根室市を抜け、浜中町へ。
昨日見た酪農展望台を過ぎ、例の「ハーゲンダッツのふるさと」の場所までやってきました。
ここで脇道へ。
なにやら工場の脇を通り抜け、
「コープはまなか」というお店に到着しました。
ここはどうしても寄ってみたかった場所なのです。
今日は日曜日。15時に閉まってしまうので急いでここまで来ました。
ここを訪れた理由はただひとつ。名物のソフトクリームを食べるためです。
ここのソフトクリームは地元の牛乳を使ったソフトクリーム。
前々回で書いたように浜中産の牛乳はハーゲンダッツの原料として使われています。
つまり、ここのソフトクリームは実質ハーゲンダッツといっても過言ではないのです!
昨日訪れたかったのですが、ここの存在を知ったときにはすでに曲がり角をかなり通り過ぎたので行けず…
改めて今日訪れてみました。
さっき見た工場はその牛乳を生産しているタカナシ北海道工場。
そこで作られた「タカナシ4.0牛乳」という乳脂肪分4.0%以上の生乳を使用した特別なものがここのソフトクリームに使われています。
店内でソフトクリームを注文し、待つことしばらく。
レジの横を見るとルパン三世のパネルが。これは作者のモンキー・パンチ先生がここ浜中出身なためです。
これが実質ハーゲンダッツなソフトクリーム…!
食べてみると濃厚なのにすっきりとした味わい…!
例えるなら…………そう、ハーゲンダッツのリッチミルク味(笑)
本当にそっくりな味で、ここの牛乳がハーゲンダッツに使われているというのも納得です!
せっかくなのでミックス味も食べてみました。
う~ん…チョコも美味しいですが、やはり牛乳の味を味わうなら普通のもののほうがいいように思います。
ここのソフトクリームは有名なようで、私が訪れたあとも次々と人が訪れていました。
国道からも駅からも近いこのお店。近くを訪れたときはまた行きたいですね。
コーポはまなかの最寄りの駅がここ茶内駅。
茶内という名前なだけに(?)お茶っぽい色してます。
ここにもルパン三世の姿が。
浜中町全体でルパン三世作者出身の地ということをアピールしているようです。
駅舎内はこんな感じ。
ここにもルパン。
本数はあまり多くありません…
なかなか気軽に途中下車、というわけにはいかなそうです。
ホームに出てみます。
駅名標の隣に銭形警部。
2面2線の相対式ホームです。
さて、せっかくなのでここで花咲線を走るルパンラッピング車両を見ておきたいところなのですが…
残念ながらこの日は運用に入っていないようです…
とはいえ、もうすぐ列車が来るようなのでそれを見ることに。
やってきたのは根室行きの普通列車です。
……あれ?
えっ、なんでルパンラッピングが…!?
突発的な運用変更でしょうか、思いがけずルパンラッピング車両を見ることができました!
後ろにいるのは昨日も見た道北・流氷の恵み車両。
反対側からも列車がやってきました。
ここで行き違いです。
わずか4分ほどで列車は去っていきました…
走らないはずのルパンラッピングが見れてラッキーでした!
続きます。
★列車データ
5631D 普通 根室行き 釧路(13:26)→茶内(14:40/14:44)→根室(15:57)
キハ54-522(ルパン三世ラッピング)+キハ40-1720(道北 流氷の恵み)
5630D 普通 釧路行き 根室(13:34)→茶内(14:43/14:44)→釧路(15:52)
キハ54-525
※2020年9月13日運転分
次回
前回
最初から