鉄道旅 〜 土佐電 後免町→鏡川橋→伊野 | なすの258号のブログ

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鉄道のことを中心に書こうと思います。



高知の路面電車、土佐電は、高知駅前と桟橋五丁目を結ぶ縦の路線と、後免町と伊野を結ぶ横に延びる路線で構成されています。


後免町に着いた私は、文珠通から乗ってきた、同じ電車に乗り、今度は伊野方面へと向かいます。


後免町から乗ったこの電車は、鏡川橋。
後免町から、伊野まで行く電車を、後免町の時刻表で調べたら、ほとんどの電車が、鏡川橋止まりで、伊野まで走り切る電車が、僅かしかないことがわかりました。


路面電車は、昔から走ってる電車が、未だに使われている路線もあり、土佐電のこの電車も、車内に入ると、今の新しい電車にはない、昔ながらの造りに、妙に心が落ち着きます。

土佐電には、電停同士の区間が、とても短い区間があります。
それが、一条橋から清和学園にかけての区間です。
実際に見ると、本当に短いなと思いました。


電車は、高知の市街地へと分け入り、再びはりまや橋を通ります。


終点になる鏡川橋が近くなると、車内は自分しかいない状態になりました。


鏡川橋で、降車用のホームに降り、私は伊野行きの電車を待つべく、乗車用のホームへ移動しました。


後免町から伊野を結ぶ路線は、鏡川橋から複線から単線へと、変化していました。


ホームで、次の伊野行きを待っている間は、冷たい北風に晒されて、とても寒かったです。

単線区間に入った電車は、途中で伊野方面から来る電車と行き違いながら進みます。


途中、土讃線の下をくぐる土佐電。



電車は、終点の伊野に着きました。


伊野には駅舎があって、トイレも完備されていて良かったです。



伊野からJR土讃線の伊野駅前までも、距離がないので、歩きます。

すると、土佐電の線路から、ポイントこそないものの、分岐する線路を見つけました。



この線路を辿ると、線路と架線が用意された所がありました。


保線の作業訓練のものなのかな?
ふと、そんなことを思いながら、私はJR伊野駅の方に向かって、歩いて行きました。


これで、土佐電は全線全区間、制覇できました。