今日はこんな写真を発掘(基本写真を見直してそれに文章を書いている思い出しブログです)。

2017年お正月の高崎駅です。

臨時快速 新春初詣やまどり号 に乗車しました。

ちなみに高崎線の通常の行き先はこんな感じです。

高崎線を上野駅まで。

あるいは。

上野駅から上野東京ラインを経由して東海道線方面(東京駅・品川駅・横浜駅などを通ります)。

上野駅の手前、赤羽駅から湘南新宿ラインを経由して東海道線方面(池袋駅・新宿駅・大崎駅・横浜駅などを通ります)。

といった列車が出発しています。

が、この列車のように高尾駅・中央線へ直通する列車は通常はありません。

足下、リゾートやまどり の乗車位置でお待ち下さい。

特別感たっぷりの車両がやってきました。

横3列のデラックスな車内。

この座席は初代成田エクスプレス253系のグリーン車の座席です(253系のグリーン車はすでになくなっており、その座席の布地を張り替え再利用しています)。

全席、このデラックスな座席ですが、全ての座席が普通車です。

 

ちなみに

クハというのは分解して読みます。

 

「ク」は運転台のついた車両(例えば10両+5両で15両編成のような場合は中間の車両の場合もありますが、ほとんどの場合は先頭車です)。

「ハ」は普通車(大昔の3等車です、イ=1等車←現在製造されていません、ロ=2等車←現在のグリーン車、なのでハ=3等車←現在の普通車、という付け方になっています)。

車内設備のご案内です。

リゾートやまどりは臨時列車や団体列車として使われている車両で1編成のみの存在です。

毎日どこかで走っている車両ではありません。

展望室やキッズルームもあるようですので、見に行ってみましょう。

 

 

展望室です。

向かい合わせの座席になっています。

前面展望を楽しむには横を向く必要があります。

シートの色が異なってみえるのはおそらく光の当たり具合だと思います。

 

 

キッズルームです。

明るい色調になっています。

 

 

畳のスペースもありちょっと一休み出来るようになっていました。

中間車にも展望室のような横長のシートがありました(こちらはシートが色違いです)。

デッキ部分。

ちょっと腰掛けられるようにベンチがありました。

 

このように、リゾートやまどり、という愛称通り、座席だけでなく全体的にゆったりした作りの列車でした。

 

料金も、この時は臨時快速列車でしたので。

普通乗車券(いわゆる駅の券売機で電車にのるために買う切符)と数百円の座席指定券のみで乗車出来、とってもお得でした。

 

80年代後半~90年代中頃だと、豪華な臨時列車といえば、臨時急行~号(全車グリーン車指定席)みたいなノリで料金が高かったなぁ、なんて思ったりもしました(リゾートやまどり、えっ、乗車券と指定席券だけで本当にいいの、といい意味でびっくり)。

終点、高尾駅に到着です。

現在はこんな格好ですが。

新製時はこんな格好でした(国鉄の特急用車両としてあちこちで見られた485系です)。

鉄道ファンでなければ、言われないとわからないくらい違う格好になっている、と私は思います。

 

ちなみに「リゾートやまどり」は高崎車両センターに配置されています。

そして、最初にご説明した通り、ツアーなどで貸し切り運転する団体列車、みどりの窓口で切符を買う臨時列車として運転されています。

このうち、個人で切符を買って乗車するスタイルの臨時列車としては高崎地区を中心に使われています(例:大宮-高崎-長野原草津口)。

 

が、クリーム色の485系を改造して造られた車両ですので汎用性が高い車両です。

その汎用性の高さを生かし、例えば、常磐線の日立駅から勝田駅・水戸駅を通り、友部駅から水戸線に入り、小山駅を通り、両毛線の足利フラワーパーク駅を通り足利駅まで、快速あしかが光の庭の花号として走ったりしたこともありました(経由の説明が下手ですみません)。

 

春・夏・秋・冬と年4回、臨時列車のお知らせがJR東日本のホームページに掲載されますが、チェックしてみると意外と面白い列車があるかもしれません。

 

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