みなさん、こんにちは。
ついに2回目の一都三県の緊急事態宣言。
学校は休みにはならないようですが、なるべく子供を危険にさらさず、外出は避けたいところ。
おうちでStayHomeの間は、電車の図鑑を読んで、ワクワクを膨らませてはどうでしょうか?
しかし、本屋さんに行っても図鑑がたくさんあって、
しかも、図鑑はビニールカバーがかかっていて中身を見れないことが多いです。
どの図鑑を買ったら、子鉄が喜ぶのか?
どの図鑑を買ったら、鉄道を活かして知識をつけられるのか?
今回は、子鉄歴10年の息子ヤンヤンに買ってあげた(買わされた?)我が家の図鑑の中から、3つのおススメの図鑑を紹介します。
著作権の関係で中身をお見せできないのが残念ですが、それぞれの特徴を解説しているので、購入の際の参考にしてください。
ランキングは、ヤンヤンのヘビロテ度で決定しています。
第1位最新版 電車大集合1922点(講談社)
先に第1位ですが、講談社さんのこちらの図鑑。
「電車大集合1922点」のすごいところは、クオリティの高い写真がとにかくたくさん載っていること。
この図鑑、なんと目次がありません。
さらに、子供たちに知識を植え付けるような解説もありません。
文章は各写真についている一言メッセージくらいで、あとはとにかく写真!
そして、その写真がかっこいい!
図鑑というよりグラビア写真集といっていいでしょう。
その写真を撮っているのは、鉄道写真家のカリスマ広田尚敬さんと息子の泉さん。
僕は本格的な撮り鉄ではないので技術的なことは詳しくないのですが、お2人の写真は、列車の魅力を最大限に引き出せていると感じています。
お父さんの尚敬さんは、「子供たちにもわかりやすいように」と、本来「廣田」であるところを、「広田」を乗り、泉さんにも引き継がれています。
このような子供目線を大切にしながら、革新的な撮影技術で、スピード感のある新幹線の写真、粉雪をまきちしながら雪原を駆け抜ける北海道の特急列車、青空の下でのんびり走る1両のローカル列車など、写真を通じて子供たちに夢を与えてくれているような気がします。
第2位 全国完全版 日本の電車1500
学研さんのこの図鑑は、息子ヤンヤンの3歳の誕生日に初めて買ってあげた図鑑で、買ったあとデパートの屋上の芝生で夕方まで読むのをやめなかった図鑑です。
この図鑑の最大の魅力は網羅性です。
一般的な鉄道は地域ごと、会社ごとに乗っているほか、20両編成以上で走る貨物列車、ラッセル車やササラ電車などの除雪機械、線路や電線の安全を守る検測車、マルチプルタイタンパーなどの保線機械のほか、SL、トロッコ列車、観光列車、そしてケーブルカーなどまでかっこよく載っています。
いろいろな種類の列車を楽しみたいときは、この図鑑で決まりでしょう。
撮影したのは、有限会社マシマ・レールウェイ・ピクチャーズと松尾定行さん。
あとがきの部分では、
(前略)
平成21年(2009)年初頭現在、全国を走る鉄道車両をほぼ全部を網羅して紹介することができました。
このように、”日本の電車の全部”を1冊におさめた鉄道写真は、これまでにまったく出版されていません。本書が史上第1号です。
(中略)
それにしても、日本の電車の、そのバラエティのなんと豊かなことでしょう。驚かされるとともに、つくづく感心させられます。
(後略)
と、結んでおり、鉄道先進国日本の魅力を伝えています。
第3位 学研の図鑑LIVE 鉄道
第3位は、お父さん、お母さんお待たせしました。
メチャクチャ知識のつく学研さんのLIVEシリーズの図鑑です。
写真は結構多いのですが、第2位までの図鑑と違い、鉄道の知識を視覚で理解するための補助材料として使われている印象です。
巻頭では、「鉄道入門」として、車両の分類や仕組みが紹介された後、全国の主だった鉄道の車両が走る区間や動力、車体構造、最高速度などのデータとともに紹介されます。
さらに、鉄道の仕組みとして、司令所、信号設備、トンネルや運転士さんの仕事など、鉄道を取り巻く全体像がわかるようになっています。
秘境駅、駅弁、ダイヤグラムなどマニアックなコーナーもいっぱいです。
そして、最大の魅力は、アプリ"marcs"を使用して一部のページをページをスマートフォンで読み込むとそのページに関連する動画を見ることができること。
さらに、ママ鉄のカリスマ豊岡真澄さんと息子さんで九州から北海道までの路線を巡り、いろいろな列車を紹介してくれるDVDもついています。
鉄道を「知りたい!」に答える情報量豊富な図鑑です。
ふりがなは振ってありますが、漢字も多いので、お父さんお母さんが読んであげると、お子さんと一緒に詳しくなれるかもしれませんね。
おわりに
鉄道の技術は日進月歩で進化しており、新しい列車もどんどん登場してきます。図鑑に載っているのは必ずしも最新の列車ではありません。
しかし、どの図鑑も確実に鉄道への興味を引き出してくれるものです。
この3選を参考に、子供たちがもっと鉄道を好きになって、「乗ってみたい!」「行ってみたい!」「知りたい!」が増えていったらいいなと思います。
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