皆様こんにちは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

昨日はキハ58系の床下発電動機箱について2エンジン車と1エンジン車の2回に分けてご紹介いたしましたが、1エンジン車の紹介をした際に重要な記載を忘れてしまいました。記事修正しても良かったのですが別投稿とさせていただきます。

 

1.KATO キハ28 0番台の発電動機箱

 

昨日はキハ28 0番台の床下発電動機箱の迷走っぷりをご紹介いたしましたが迷走するのは4VK付き冷房車のみで、キハ28の4VK非搭載車は、1~13までは前位側1位側床下、14~203については2-4位側車体中央付近へ設置されています。

KATOさんからはキハ28の0番代車が急行「ざおう・いいで」セットの中に入っていますのでこれを見てみましょう。

 

↑おおっ、ちゃんと車体中央付近に発電動機箱の表現があります。キハ58 0番代の製品では1位側床下にこのハコの表現が無かったのに。

 

拡大してみますと、

 

↑蓋の留め金の表現は無くただの真四角ですが、ちゃんとあります。もし蓋の留め具表現がどうしても欲しい場合は、一旦切除してTomix製品から切り出した同パーツを接着すると良いかもしれません。

 

↑800番代は0番台と同仕様ですので同じ場所にあります。

 

KATOさんの床下表現にはモノ申したい点が沢山ありますが、この点は意外にもちゃんと表現されています。

 

2.グリーン車の発電動機箱

 

昨日は1エンジン車のご紹介という事で普通車とグリーン車両方書くつもりでしたが、完全にグリーン車の事を忘れていました。グリーン車の0番代は当然実車の写真は無く、資料も少ないのでさらっとご紹介します。

 

グリーン車も登場時は前位側2位側デッキ床下に発電動機箱が装備されています。これは鉄道ピクトリアル誌2018年3月号別冊のP19キロ28 14や、P91のキロ28 13・81で確認できます。しかしキロ26・27・28冷房化後の写真を見るといずれの車でもこの箱が確認できません。

 

これは、ロータリーインバーター式を採用し発電動機箱を装備していたキロ26・27・28は昭和39年から43年の間に蛍光灯がトランジスタ式に改造された文献が残っています。時期的に冷房化改造時と同じだと思われます。よって蛍光灯がトランジスタ式に改造された際に発電動機箱も撤去されているものと思われます。したがって冷房化以降グリーン車で発電動機箱を装備していた車はいません。

 

ということで、昨日投稿記事の重要追記でした。いやはやキハ58系は本当に奥が深いです。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。