新年に入ってから未だ撮り鉄も乗り鉄も行っていませんが、一応鉄道のブログなので今回は半分鉄絡みのお話をさせていただきます。

 

正月三が日はずっと巣ごもりするつもりでしたが、年末からの運動不足が祟り、体重と血圧がみるみる上昇してきましたガーン

 

そこで3日は外出することに決め、手近な所で昨年開業してから未だ訪れたことがない「高輪ゲートウェイ駅」を見物することを思いつきましたが、それだけではつまらないし間が持たないので少し先の浜松町まで行ってそこから運動を兼ねて延々歩くことにしました。

 

駅から歩いて10分ほどの所にある竹芝桟橋には昔はなかった広大なデッキが上に設置されていて東京港の眺めが抜群です。さすがにこの時期に訪れる人はほとんどいません。

 

 

ここから海岸沿いを歩いてレインボーブリッジの下に到達し、対岸のお台場や独特の形のフジテレビの社屋を眺めます。

 

その後内陸側に転進し、以前何回か訪れた「高輪ガード」を潜ってゲートウェイに向かうことにしますが、下の道路は駅の開業と共に歩行者専用となりました。天井が1.5mほどの高さでタクシーが通るとちょうちん(屋根に載っている社名の表示灯)がぶつかって壊れることがあることからかって「ちょうちん殺し」の異名が付いた名所?ですが、もうその心配は無くなった訳ですね。

 

京浜東北や山手線の高輪寄りのガードは線路の付け替えにより撤去されて、土台部分だけが残されています。

 

 

高輪方から見るとこんな感じで、ガードはずっと奥の方に集中する形になりました。

 

そして泉岳寺の交差点から一歩奥に入るとゲートウェイの駅舎が見えて来ますが、周囲は空き地だらけで何かポツンと一軒家みたいな感じです。

 

橋上駅舎なのでペデストリアンデッキに上がると正面に改札口が見えてきます。

 

デッキからは新線の京浜東北や山手線を眺めることができます。

 

余談ですが明治時代に開業した東海道線はこの辺りでは海の中に築堤を築いて線路が敷設されたそうですが、今回駅周辺の一連の工事でその築堤跡が発掘されたそうです。デッキから旧東海道で現在の第一京浜国道(ビル群の後ろを通っています)方向を見た風景ですが~

 

ブルーシートの手前にチラリと見える石垣がもしかしてそれでしょうか?

 

さて本筋に戻って構内に入ると天井は高くてコンサートホールのようにとても開放感があります。ただ駅ナカのような売店はなく、唯一設けられた話題の無人コンビニは正月休みで閉鎖されていました。本来なら近くの泉岳寺に参拝する初詣客で賑わうはずでしょうが、コロナ禍の影響でご覧の通り閑散としています。

 

ちょっと意味不明なデジタルサインを見る人もいなくて空しく点滅を繰り返しています。

 

昨年オリンピック観光の拠点として開業した同駅ですが、都心部にあるのに相鉄直通線の羽沢横浜国大駅のようにひっそりとしていて何か虚しさだけを感じました。年明けも東京は感染が拡大しているのに果たして今年オリンピックは開催できるのでしょうか?

 

大変長くなりましたが次回はそろそろ本業の撮り鉄の話題を書けるようにしたいと思います~