皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日は疲れていたのですが、そういえば昨日の時点でホームページを更新するネタを作成して終えていたので先ほどアップいたしました。今回のホームーページ更新は、キハ28イラストのうち、昭和36年度第3次債務の122~137を修正・更新しました。今回も新規アップする車両はいません。イラスト修正したのは122・2124・2126・2127・2128・2130・2131・2132・2133・2136・2137の11両です。未確認車が多く、123は水戸時代の1979年事故廃車されておりなかなか探すのは難しいかと。2125・2129・2134は福知山・豊岡配置車でJRに継承されずに廃車になっており、急行「丹後」「丹波」「但馬」等の中間に挟まっているケースが殆どなので現車の写真を探すのはこれまた困難ですね。2135は長崎配置車で、「59-2改正」で普通列車の電車化により早々に廃車になっており、探索できていません。国鉄時代のキハ28は長編成の中間に挟まっているケースが多く、JRに継承されなかった車の探索は困難を極めています。

 

今回は11両のみであまり面白みのある車が減ってきていますが、頑張ってひねり出してご紹介したいと思います。

 

まずはキハ28 2124です。

↑秋田のキハ28 2124です。通称「秋田色」に塗られていました。この塗装自体既に忘れ去られていますね。元々水戸在籍車で、「57-11改正」の急行削減で水戸の所要数が減少し、急行「月山」「もがみ」の冷房化用に山形に転じた車です。当車は元水戸車なのでクーラー配置が常磐無線アンテナのせいで不均等になっている車ですが、さらにこの車は常磐無線アンテナの台座が晩年まで残っていました。このアンテナ台座は昭和61年の全国統一無線アンテナを設置する際に撤去される例が大半でしたので、このようにJR化後もアンテナ台座を残しているのは珍しい存在でした。「57-11改正」では水戸のキハ28 2103も山形に転じていますが、この2103は元々和歌山配置車で常磐無線アンテナを装備していませんでしたのでこれとは状況が異なりました。

 

キハ28 2132(キハ29 501)

↑小郡の「ビバ ウェスト」です。キハ58系改造のジョイフルトレインの中でも奇抜な前面形状が特徴でした。ちょっとケチったような顔つきが何とも言えません。側面は、当時のJR西日本お好みの超横長窓で、更に連窓風になっていました。この車は、種車の2132のJR化後の写真を見ると西日本では珍しい角型のAU13になっており、「ビバ ウェスト」に改造後もそのままでしたが、1996年頃の写真を見ると小判型のAU13に換装されていました。角型のままだったら面白かったのですが。

 

これで私の分類で3次車としている昭和36年度予算分の車両が完了です。次回は昭和37年度本予算分からになりますが、だんだん未確認車が増えてきます…。キハ28探索はキハ58に比べ本当に大変です。もし情報をお持ちの方がいらっしゃいましたらご教示いただけますと幸いです。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

是非私のホームページ

 

http://kami-kitami.sakura.ne.jp/index.html

 

にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。