1月2日の行動ですが、管理人は京急川崎駅で大師線電車の撮影を済ませた後、京急本線の快特で横浜へ、そしてそこから横須賀線へ向かいました。
何故横須賀線へ向かったかといえば、最終目的地が錦糸町だったからですが、錦糸町へのアプローチに横須賀・総武快速線を使えば、もしかしたらE235系1000番代に遭遇できるのではないか。そういう期待もありました。
これは一か八かのギャンブルだったのですが、管理人は横浜駅のグリーン券販売機で、手持ちのPASMO(suicaではないw)に錦糸町までのグリーン券情報を書き込み、列車を待ちます。
最初に来た成田空港行き1660SはE217系だったので、もう1本待ってみました。すると、上総一ノ宮行き1602Sは、何とE235系の15連!!
正面を撮るのを忘れちゃいましたw
グリーン車に勇躍乗り込みます。
日没後のこと、どうせ眺望は期待できないので2階はパス、車端部の平屋席は埋まっていたので1階席をチョイス、席に収まります。
車内はこんな感じ。まずは1階席の全景と、座席のアップの写真をご覧に入れましょう。あえてノーキャプションとします。
E231・233系のグリーン車だと、2階席は青系、平屋席と1階席は赤系のモケットで統一され、青系・赤系どちらも明朗な雰囲気ですが、こちらは座席上部がグレー、座席下部と座面はワインレッドというツートンになっています。また、壁は黒に近い焦げ茶色。全体として、クールなモノトーンでまとめられており、高級感はE231・233系のグリーン車より向上しているように思われます。
なお気になる座席の座り心地ですが、座面はやや固さが気になるものの、座っていればそれほどでもなく、また背もたれ・腰部のホールド感もしっかりしており、座り心地は極めて快適でした。
新子安付近から鶴見付近まで、185系の列車と並走しました。この列車は恐らく「踊り子10号」と思われます。
最新鋭と最古参との一瞬の邂逅
写真が暗いですが、斜めのストライプで185系であることがお分かりいただけると思います。
こちらはこれからの横須賀・総武快速線の主役となる車両、あちらは今年3月で本来の任務を解かれる車両。世代交代は世の習いですが、この出会いはなかなかにドラマチックでした。
その他の車窓は割愛。
東京駅では、先月乗った鹿島神宮行きを併結した1877Fが2番線に、始発の千葉行き1801Fが3番線に並んでいるのが見えました。しかも後者は、同じE235系1000番代! 図らずもE235系1000番代2本が、東京駅地下で並んだことになります。これからはこのような「並び」も日常になっていきます。
そして1804に錦糸町へ。管理人はここで下車、駅近くのサウナに向かいました。その上で「ととのって」帰宅…となるはずでしたが、サウナは芋洗い状態。あまりくつろぐことはできなかったのは残念でしたが、お正月ですし、こういう施設が活況を呈しているのはいいことだと思いました。
今度は普通車の乗り心地をレポしようと思います。
なお、最後になりますがタイトルの「卒寿のS」とは、昨年で昭和5(1930)年の横須賀線での電車運転開始から90周年を迎えたことから。また、当ブログの連載記事「AFTER STORIES」の記事の1本のタイトルでもあります(該当記事はこちら)。
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