ご存じのようにJR貨物の働き手である電気機関車は桃太郎ことEF210形式が天下取りをしています。僅かに残る国鉄型の最大の刺客として300番台が大量生産されるとの事。当然、駆逐されるのは国鉄型のカマたち。検査受け後に国鉄特急色仕様だ原色仕様だと喜んでいたのは彼らにしては最後のご褒美だったのかも!?

 

 またJR貨物にとっても国鉄型のカマを駆逐するのは経営的にコスト削減と大貢献との事。国鉄型カマの代表格はEF65とEF64、EF66はゼロロクのみ国鉄時代のカマですが、現在主流の100番台はJRになってからの生産。EF66はデビュー時からハイパワーのうたい文句もあって貫通型ではない流線形のスマートさも売りでした。

 

 で、JR貨物にとってハイパワーのカマと省エネ仕様はJR各線を駆けるコスト削減になりますね。国鉄型の貫通型仕様は1両ではムリな牽引を重連を想定してのアイテムだったのかもしれません。さすがに現在のカマは1両であっても牽引力確保は勿論、さらに2両1ペアの永久連結方式等、力自慢のカマたちも勢ぞろい。さらにインバーター等で電気代を浮かす手段も豊富ですね。そんなこんなで影が薄くなりつつある貫通型のかカマたちからです。

 

        ※1~6枚目ははまたけさん、9・10枚目はまっつんさん撮影です。