様似からの帰りは、有人駅である浦河、静内を訪れて帰路につきました。
 
撮影日:2020年9月

 

●浦河で降りたのは3名。みんな浦河駅を目指して歩いて行きました(笑)。このまま代行バスに乗っていくと静内で1時間30分待ちで鵡川行に乗り換えなのですが、後続の道南バスに乗れば浦河で降りても鵡川行に間に合うことが分かりました(当然別料金だけど)。実際の旅行も楽しいですが、時刻表とにらめっこしながら、いかに効率よく回れるか考えるのも楽しいものです。
 
 
●国道側からは跨線橋を通ってホームに向かいます。何で国道側に駅舎がないのだろうと思いますが、おそらく、国道が後にできて、昔は駅舎側にメイン道路があったのでしょうね。

 

 

●なかなか味のある跨線橋です。

 

 

●様似方面。駅は田舎の駅そのものですが、振興局の所在地だけあって中心部はそれなりの街でした。

 

●駅名標

 
●改札口
 
●駅舎。バスの待合所としては遠すぎるので、切符を買う人が訪れるのみのでしょう。昔は多くの人で賑わっていたであろう駅も薄暗く、静寂につつまれていました。
 
 
●浦河で降りたのは、スタンプを押すのと入場券の購入のためですが、窓口の営業時間は12時~16時20分でしかも、水、土、第2・4月曜のみの営業と訪問者泣かせの駅です。窓口の人は静内から乗ったバスに乗っていた人でした。静内駅から出張して来ているのですね。
 
 このあと、街中まで歩き、大きい日高昆布が乗った日高昆布ラーメンを食べて、観光案内所で北の大地入場券と日高昆布を買って、道南バスで静内へ向かいました。
 
●静内駅駅舎
 
●駅舎内。そばや弁当を売っているのがいいですね。弁当は予約制みたいですが。
 
●ホームの様子
 
 
●ここでもスタンプを押して、入場券を購入。
 
 廃線後はバス転換となりますが、JR北海道バスになるのか他のバス会社になるのでしょうか。様似まで往復で5000円以上します。えりも岬までいくらになるのか、JR北海道バスの日勝線が延長すればフリー切符でえりも岬まで行ける可能性もありますが、普通に行くと往復7、8千円かかりそう…。そうなったらもう行く機会はないかな。
 廃線は残念ですが仕方ないことですね。列車に乗って様似に行けなかったことが残念に思うばかりです。