旧天北線路線図(音威子府駅資料室)
乗客はひとりだけ。バスはWi-Fiもある。
今年は仕事をしているので、大人の休日倶楽部を利用した切符が使えなかった。
宗谷本線に乗るのに「お先にトクだ値切符」を買った。
音威子府までは販売していないので、稚内まで買った。
この切符は乗車券と特急券がセットなので、使い慣れると便利である。
運良く特急宗谷は、はまなす編成だという。
音威子府でそばを食べてバスに乗れば稚内まで行けると、安易に考えていた。
いつもこの駅そばは、店が閉まっていて食べられない。
定休日にあたったり、曜日を変えても臨時休業だったりしてとにかく食べられない。
日程的にはまなす編成に当たって幸運だったが、そばはコロナの影響で臨時休業のままであった。
昨年は稚内から音威子府まで宗谷バスに乗る計画を立てたので、今度は稚内に向かうことにした。
稚内の運賃は、4070円である。
乗客は私一人である。
運転手さんに稚内まで行くことを告げておいた。
前回(稚内から音威子府まで)同様タクシー状態になった。
経由地は、小頓別、中頓別、浜頓別、猿払、鬼志別、宗谷岬である。
中頓別BT 旧天北線車両も保存されている。
浜頓別BTこんがり堂のパン
浜頓別と、鬼石別で10分ほどの休憩タイムがある。
ちょっとした買い物もできる。
上は鬼志別BT 下は隣接するパンやさん ここもお勧め
途中猿払村はこういう工場があった。
海もよく見える。
さらに行くと、宗谷岬に着く。
宗谷岬
ここからは冬でも乗客が乗ってくる。
こうして稚内駅には定刻到着した。
長いバス旅だが、密になることもなく、静かでよかった。
鉄道廃止区間をバスに変えても、客は減るばかりであるのは深名線同様である。
いつも思うのだが、鉄道のなくなるマイナス面をどうするのか、もっと議論しなくてよいのかと思う。
このままでは北海道の鉄道はほとんどなくなってしまうのではないかと危惧する。