令和3年1月2日 冬季青春18きっぷ旅 〜4日目〜 | 趣味の鉄道フォトブログ

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日本全国で鉄道写真を撮影しています。

青春18きっぷ旅四日目。

とは裏腹に今日は青春18きっぷを使用せず、

青森近郊で撮影します。

 

JR津軽線車中

五能線は止まっていると思いきや、

リゾートしらかみが津軽線と同時に発車。

秋田まで全線復旧していることを知る。

 

青森駅を発車し、油川駅まで半分ほど進んだ車中。

様子がおかしい。

速度がほとんど出ておらず、最後には停車してしまう。

 

慌ただしい無線・電話のやり取りを聞くに、

線路に溜まった雪に阻まれこれ以上進めない模様。

おまけに、目の前にデッドセクション。

再力行で無理やり進むこともできず…

 

進行方向上、雪で線路が完全に埋まっている。

これでは進むことは困難だろう。

気動車だったらデッドセクション気にせず、

徐行しながら行けただろうか。

 

ベテランぽい車掌さんいわく、

除雪後に貨物さえ走っていればとボヤいていました。

 

結局退行して青森駅まで戻ってきました。

その後言うまでもなく、青森-蟹田間も不通になり、

津軽線は前線運休となってしまいました。

 

天候には逆らえないので、

何度か訪れたことの有る青森で、

一度も行ったことのなかった記念館八甲田丸へ。

 

船内は、船舶設備の他、

青森の歴史などが展示されていました。

 

八甲田丸の操舵室。

 

八甲田丸、車両甲板。

昭和63年に青函トンネルで営業運転が開始されるまで、

船で列車を運んでいたというのだから驚きです。

 

八甲田丸の見学を終え、

午後からは五能線へ。

奥羽本線からの乗り換えに、

少し時間が有るため川辺駅にほど近い撮影地へ。

 

JR五能線

藤崎-川辺

 

本命の撮影地は農道の先に有るため、

試しに行ってみるも案の定除雪はされていませんでした。

県道を少し進んだ、

競輪場場外車券売り場脇の踏切で待ち構えることに。

 

川辺駅から深浦行き普通列車に乗り込み次の撮影地へ。

荒涼とした景色に荒れ狂う冬の日本海。

これぞ、冬の五能線という景色を狙いにひた走る。

 

JR五能線

鰺ヶ沢駅

 

うっすら晴れ間の覗く鰺ヶ沢駅。

これは天気回復するかと淡い期待を胸に。

 

鰺ヶ沢の撮影地。

期待虚しく地吹雪に見舞われ凍りつくほど寒い中、

列車が来るのを待ち続ける。

 

JR五能線

鳴沢-鰺ヶ沢

 

荒れ狂う冬の日本海とリゾートしらかみ号。

遠くには津軽半島が続く。

荒涼とした景色の中観光列車は行く。

 

弘前行きの列車を撮るべく更に移動。

某動物番組で人気だった故わさおくんの家すぐそこ。

 

JR五能線

鰺ヶ沢-鳴沢

 

強風の中待つこと数十分。

地吹雪が奇跡的に収まり視界も十分。

たっぷりと白ひげをたくわえたキハ40が、

強風に荒れる日本海を背に走る。

 

JR五能線

五所川原駅

 

撮影後、また地吹雪が強くなり急いで鰺ヶ沢駅へ戻りました。

そこから翌日の五能線撮影の拠点五所川原駅へ。

 

いよいよ、次は五能線かぶりつき。

残り2ヶ月と数十日となったキハ40・48を撮影するべく、

英気を養います。

 

それではまた次回へ。

その5へ続きます。