青春18きっぷ旅四日目。
とは裏腹に今日は青春18きっぷを使用せず、
青森近郊で撮影します。
JR津軽線車中
五能線は止まっていると思いきや、
リゾートしらかみが津軽線と同時に発車。
秋田まで全線復旧していることを知る。
青森駅を発車し、油川駅まで半分ほど進んだ車中。
様子がおかしい。
速度がほとんど出ておらず、最後には停車してしまう。
慌ただしい無線・電話のやり取りを聞くに、
線路に溜まった雪に阻まれこれ以上進めない模様。
おまけに、目の前にデッドセクション。
再力行で無理やり進むこともできず…
進行方向上、雪で線路が完全に埋まっている。
これでは進むことは困難だろう。
気動車だったらデッドセクション気にせず、
徐行しながら行けただろうか。
ベテランぽい車掌さんいわく、
除雪後に貨物さえ走っていればとボヤいていました。
結局退行して青森駅まで戻ってきました。
その後言うまでもなく、青森-蟹田間も不通になり、
津軽線は前線運休となってしまいました。
天候には逆らえないので、
何度か訪れたことの有る青森で、
一度も行ったことのなかった記念館八甲田丸へ。
船内は、船舶設備の他、
青森の歴史などが展示されていました。
八甲田丸の操舵室。
八甲田丸、車両甲板。
昭和63年に青函トンネルで営業運転が開始されるまで、
船で列車を運んでいたというのだから驚きです。
八甲田丸の見学を終え、
午後からは五能線へ。
奥羽本線からの乗り換えに、
少し時間が有るため川辺駅にほど近い撮影地へ。
JR五能線
藤崎-川辺
本命の撮影地は農道の先に有るため、
試しに行ってみるも案の定除雪はされていませんでした。
県道を少し進んだ、
競輪場場外車券売り場脇の踏切で待ち構えることに。
川辺駅から深浦行き普通列車に乗り込み次の撮影地へ。
荒涼とした景色に荒れ狂う冬の日本海。
これぞ、冬の五能線という景色を狙いにひた走る。
JR五能線
鰺ヶ沢駅
うっすら晴れ間の覗く鰺ヶ沢駅。
これは天気回復するかと淡い期待を胸に。
鰺ヶ沢の撮影地。
期待虚しく地吹雪に見舞われ凍りつくほど寒い中、
列車が来るのを待ち続ける。
JR五能線
鳴沢-鰺ヶ沢
荒れ狂う冬の日本海とリゾートしらかみ号。
遠くには津軽半島が続く。
荒涼とした景色の中観光列車は行く。
弘前行きの列車を撮るべく更に移動。
某動物番組で人気だった故わさおくんの家すぐそこ。
JR五能線
鰺ヶ沢-鳴沢
強風の中待つこと数十分。
地吹雪が奇跡的に収まり視界も十分。
たっぷりと白ひげをたくわえたキハ40が、
強風に荒れる日本海を背に走る。
JR五能線
五所川原駅
撮影後、また地吹雪が強くなり急いで鰺ヶ沢駅へ戻りました。
そこから翌日の五能線撮影の拠点五所川原駅へ。
いよいよ、次は五能線かぶりつき。
残り2ヶ月と数十日となったキハ40・48を撮影するべく、
英気を養います。
それではまた次回へ。
その5へ続きます。