忘れもの連発の車体作り、いよいよフィナーレ! | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

東海顔の近郊電車を作ろう!その16

 

変な事を言いますけど

まだお正月なんですよね(笑)

昨日も夕方まで普通に働いて

今日もいつも通りに暮らしていると

おせちをつまんだのもずっと前に感じます。

 

まあ、そんな風なので、

早速通常モードに戻って

クハ111だか115だか?の製作再開です。

↑まだ処遇を決めていません(笑)

 

今日は中が黒くなりました。

いよいよ塗装の段に突入です!

 

その前に忘れ物をひとつ。

乗務員扉の把手を失念しておりました。

すっかり研磨で印刷も消えたので

真ん中寄りの手摺の寸法感が不明です。

ここで役に立ったのが表紙のイラスト。

実寸でそのまま塗り絵にしてますので

これに合わせてφ0.3mmのプラ棒を

切り貼りしました。

 

いつもなら瞬間接着剤を使うところですが

どうせ接着面のくぼみは荒れてるだろうし

少し浮き気味にして立体感を出したいので

珍しくエポキシを使いました。

 

いま愛用しているのは

恐らく2013年頃に買った百均もの。

A液はフタが謎の破損、

B液も漏れたのがこびりついて

ボロクソの状態ではありますが

両者を混ぜさえしなければ問題なし。

 

今の減り方を見ると

あと5年はもちそうなんですけど

使い切るのが先か、

ダメになるのが先か(笑)

ヨーイドン!

という程の接着数でもありません。

というよりむしろ、

少しトロトロするのを待つ位の方が

所定の位置に置いたあとの微調整が利きます。

エポキシは少しずつ硬化しますので、

角度を変えて眺めたりする余裕があるのは

大きなメリットです(^^)

 

結論から言いますと

本当は0.3mmでは少し太いんです。

150倍すると4.5センチですからね。

なので完全なデフォルメです。

先頭まわりの細い手摺と径が異なるのを

あえて表現してみたのですが

正解は恐らく複数あります。

もしかしたら0.25(ウチの光ファイバー)が自然、

0.2の金属線なら浮かせるのも可能だったかも。

なんて思いながら、

とりあえずバランス感は悪くないので

今回はこれで良しとしました。

 

ではでは、ひとまず今出来る車体製作は

ようやくひと段落つき

塗装に入ります!

 

まずは内側の遮光塗装からです。

室内灯は間違いなく入れると思いますし

今は途中で飽きて後回しにしても

準備工事は必須です。

窓ガラスを貼った後では出来ませんしね(^^)

ひたすら黒を塗ったくります。

 

が!!!もうひいとつ忘れてた!!

ここ!!!

床板を固定する後端のツメを

付けるのを忘れてました!

塗装後では接着力が落ちますので

これも今のうちに作るのが吉。

 

急遽、そのへんの紙の端材を固めて

3mm幅の帯を切り、

さらにそれを3mmと1.5mmに切り分け。

 

車端にデッキがあったり

乗務員室があるような場合は

そこに梁をつければいいのですが

この車両の場合は床板側に

便所とボックスシートがきますので

干渉させると面倒です。

 

梁を渡して

その上に内装表現という手段もあります。

その場合は今回扉部分につけた梁(写真左)

を単純に車端に持ってくればいいかと思います。

今回は、いま付けたツメで床板を挟み、

単純にブレ防止だけの役割としました。

床板の固定は梁部分でガッチリ行います。

 

あぶない、あぶない、

そんなに頭が働かないんだから

もっと慎重に物事を確認しないといけませんね(^^;

 

で、遮光塗装に戻ります。

手元の電気スタンドにかざして

塗装の薄い部分を確かめたりしますが

 

ここで登場するのが古スマホ。

たぶん8年前くらいの機種です。

今なおサブ機として働かせていますが

この頃のLEDは今ほど優秀でなく

何サイズも小さい「きらめきライト」と

そんなにまぶしさは変わらない印象です。

 

ピンポイントのLEDで照らした方が

いくらか実情に近いですよね。

明るいとそんなに気にならない位でも

周囲の明かりを落とすとご覧のとおり。

 

あとは、気が済むまでの塗り重ねです。

今回の場合、この上からさらに

黄かん色と濃い緑色を重ねますので

表面からも遮光効果がかなり期待できます。

 

また、真っ暗な中の全力点灯という状況も

個人的な趣味としてあまり考えないので

そこそこの所で切り上げました。

 

気が済んだら、

あとは窓の外にはみ出した黒を

溶剤をつけた綿棒で拭き取って完了です。

半透明、つまり黒が透けている部分が

紙が薄くなっているか、完全に研磨で無くなり

「瞬間パテの粉」が構造材として

活きている部分という事になりますね。

側板などはそう激しく研磨するトコはありませんが

屋根の肩や、特におでこや前面の絞りなどは

裏から充分に粉を盛って固めておくのも

作業中の破損を防ぐコツかと思います(^^)

 

次はサーフェーサーでも吹いてみましょうか。

ではまた明日(^^ゞ

 

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