筑波鉄道キハ500に関して調べていますが、写真を整理していたら、車両の向きに関して筑波鉄道と関東鉄道でこまごま異なる点があることに気づきました。
図1は筑波鉄道と関東鉄道それぞれのキハ500に関してですが、動台車の向きをそろえても、どちらの元空気溜管を使っているか(ホースを取付けているか)、異なっています。路線ごとにいろいろ経緯があるのだろうと思いますが、興味深い相違点です。
ジャンパ連結器に関しては、新製時は国鉄一般形と同じく両渡りでした。しかし車両の向きが固定化されているため片渡りに改造されています。ただし、使われなくなった栓受がきれいに撤去されているわけではなく、残ったままだったりしています。なかなかおもしろいものです。写真2は岩瀬寄りの正面ですが左右2個づつあるジャンパ連結器の栓受のうち、向かって右側は使用されていません。
電子書籍「筑波鉄道キハ500」もかなり執筆・編集が進み、出版間近となりました。
以上
ちかてつの
さかてつでした…