皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

先ほど「大晦日」投稿をし、今年最後の投稿とも思いましたが、ちょっと作業が進んだので懲りずに投稿いたします。

 

2021年は気動車の新製品についてはTomixさんばかりになりそうで、来月はキハ40系の姫路色がTomixさんから発売されます。今回の製品は「キハ40-2000形ディーゼルカー(姫新線)セット」「JR キハ47-0形ディーゼルカー(姫新線)セット」とされており、以前に発売された「JRディーゼルカー キハ40-2000形(JR西日本更新車・姫新線)」とは仕様が異なるものとなっています。なお、以前発売された製品についている「更新車」という記載ですがちょっと違和感があり、JR西日本ではキハ40系機関換装を行った際の工事名を「体質改善工事」、車体関係の更新を行った際の工事名を「延命N40」と呼称しているので、この表記にした方が良かったと思うのですが気にしすぎですかね。

ともかくも来月1月に発売されるのは姫路色のキハ40系の延命工事施工前の姿になります。姫路色という比較的地味な車両について、延命N40の施工後に続き施工前の車両まで製品化するという、この気合の入れ具合は凄いとしか言いようがありません。この勢いでキハ58 5500番台も製品化しないかな!?

 

この来月の新製品発売に触発され、既に発売されている姫路鉄道部塗装のキハ58系及びキハ40系を集めてしまいました。

 

↑前回投稿時の再掲です。姫路色の気動車って既にこんなに製品化されているのですね。

 

既に古い製品で今更的な感もありますので、さらっと見てみます。

 

↑Tomixブランドではキハ40しか模型化されず、キハ47は「トレインボックス」より発売されていました。何故なんでしょうね??

 

↑キハ40はTomixブランドです。キハ47とペアで使用する予定なのでT車のみ購入しました。

 

↑おー姫路色だ! 当たり前ですが。

 

早速整備しますが、タイフォン取付、信号炎管取付、列車無線アンテナ取付、台車排障器取付くらいです。特に目新しいことはしていませんので終了後を見てみます。

 

↑私がキハ58系撮り潰しで回っていた頃はキハ40系の延命N40施工前でしたので、同施工車は新鮮です。ちなみにキハ47はパッケージ写真が「米子」の方向幕になっており、製品に付いていたのも「米子」です。姫新線じゃないじゃん? キハ40の方は何やらいっぱい書いてあって、なんて書いてある幕なのか良く分かりません…。

 

↑キハ40です。JR西日本のキハ40系冷房は当初床下装備のAU34でしたが、この延命N40施工に伴い屋根上のWAU201に換装されています。そのため油タンク横の旧熱交換器の部分ががら空きなのが特徴です。その姿も的確に再現されていますね。

 

↑更にタンク式の汚物処理装置までちゃんと別パーツで再現されています。

 

↑キハ47は循環式に似た汚物処理装置が付いていますがやや角ばっています。こういうパーツまでちゃんと別パーツで再現されているのがTomix製HG製品の凄いところです。これは部品数削減傾向のKATOさんには絶対真似出来ない点でしょう。KATOさんだったら絶対屋根板一体となりそうな屋根上水タンクもちゃんと別パーツです。

 

↑キハ47 2両の屋根前位側の塗り分けが異なっています。実車に即したものなのでしょう。

 

↑姫新線姫路口を彷彿とさせますね。

 

これに今回延命N40施工前の車が加わるのですね。延命N40は10年近くにわたって施工されていましたので当然混結も多く見られました。なので延命車と未施工車を混ぜて走らせるのも楽しそうですね。

 

さて、では次にキハ58を見てみます。

 

↑こちらはKATOではなく、正確にはホビーセンターカトー京都駅店が発売しているものらしいです。同店はこれ以外にも色々な独自車両を発売しており、目が離せません。

 

「姫新線色」とされていますが、これが活躍していた頃はキハ58系は主に播但線、キハ40系は主に姫新線というような使われ方をしていましたので、「姫路色」で良いと思うのですが…。また、活躍していた実車のロットや細部形態と異なることを想定してか、「タイプ」とわざわざ明記しているところも興味深いです。

 

↑こちらは単品で発売されているキハ58 400番台中期車、キハ28 2300番台中期車の塗り替え品のようです。

 

↑キハ58冷房車の単品を塗り替えたもののようです。模型の形態は「運転席窓バランサー点検蓋付き」ですのでキハ58 549以降になります。姫路での在籍実績では5513(元553)、5514(元679)、5515(元682)、5516(元751)が該当します。ただし乗降ドアの丸窓が残っていたのは5514・5515のみ、また5514・5515・5516は屋根上の水タンクが換装されていました。

 

↑模型の屋根上水タンクは当たり前ですが原形のままのようです。屋根板一体表現ですからね。実車は5514・5515・5516は屋根上の水タンクが換装されていましたのでこだわるならば改造が必要になってきます。ちなみに5515・5516は角型、5514は扁平(新潟や金沢タイプ)となっています。

 

続いてキハ28です。

 

↑単品と同じく「運転席窓バランサー点検蓋あり」「乗降ドア下部の丸窓あり」「機関冷却水給水口が前位寄り」で、キハ28 357~397に該当します。しかし、キハ28 5500番台のラストナンバー5515の種車はキハ28 2331で、残念ながらこの模型に該当する車は居ません。それを理解しているから「タイプ」と称しているのでしょうか。それならば無難な0番台(2000番台)を色替えすれば良かったのにと思ってしまいました。15両中11両は元0番台でしたから。

 

↑キハ28は特に後位側にはコメント無しです。

 

↑先の写真を振り返りますと、まず全車TN化しなければなりませんね…。TN足りるかな。

 

あと、ジャンパパーツも取り付けなければなりませんね。付属パーツを見てみると…

 

↑胴受、列車無線アンテナ、幌、ジャンパパーツが入っています。胴受はTN化するため使用しません。列車無線アンテナはKATO製は若干オーバースケールなので大量に余っているTomix製を載せるようにします。ジャンパパーツは、何でこの色なのでしょうか??

 

↑ケーブルの黒を意識してこの色になっているのでしょうか?? ということは逆に栓納めをクリームに塗らなければなりませんね。

 

ということで夜も更けてきて、まさか新年のカウントダウンをTN化改造中で迎えるのも微妙なので今日はここまでにしたいと思います。どうせTN化するのであれば、ついでに以前買って放置状態のKATOスターターセットのキハ58系と一緒に施工しようかなと思います。ですので続きはまた別の機会にしたいと思います。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。これが今年最後の投稿になりそうです。それでは皆様良いお年を!

 

是非私のホームページ

 

http://kami-kitami.sakura.ne.jp/index.html

 

にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。