名鉄3500系機器更新車についての疑問。 | つっちーのTRAIN Revolution

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皆さんこんにちは!つっちーです!



写真は名鉄3500系の機器更新車です。

名鉄3500系は1993年に登場した形式で、
2017年度より機器の更新工事が開始されました。

更新工事の内容は、
●制御機器の更新
●種別・行先表示器のLED表示器化
●車内照明のLED照明化
●車内案内表示器のLCD化
●ドアチャイムの新設
などとなっています。

この更新工事と同時に、移動等円滑化取組計画に伴う車内のリニューアルや、
さらにはワンマン運転対応と思われる工事が施工された編成も登場しています。


機器更新が始まってから数年経ち、機器更新車を見る機会が結構増えてきましたが、
機器更新車が登場してから少し疑問に思っている事があります。
今回はそれについて書いていきたいと思います。

長くなりますが、私の戯言にお付き合いいただける方はどうぞご覧ください。



疑問その1
なぜパンタグラフをシングルアーム式に変えなかったのか。

私の予想ではありますが、現在名鉄ではシングルアームパンタグラフ搭載の車両より菱形パンタグラフ搭載の車両の方が若干多いのではないかと思ってます(違ったらごめんなさい)。
ただ今後製造される車両は確実にシングルアーム式で登場すると思うので、
この現象はいつか必ず逆転します。

なので今後の「部品の共通化」という意味で、
なぜシングルアーム式に変えなかったのかなと疑問に思っています。



疑問その2
運転台をなぜ更新しなかったのか。

運転台というよりはマスコンハンドルと言った方がいいでしょうか。

3500系は名鉄初のワンハンドルマスコン車して登場しました。
両手操作のタイプで、いわゆる「T字形」と言われるタイプです。
このタイプは3500系の後に登場する3700系や3100系(1、2次車)にも継承されましたが、
1999年に登場した1600系からは右手操作のワンハンドルマスコンに変更になりました。
これ以降に登場する形式は、形状の変更などはありますが、
右手操作のワンハンドルマスコンとなっています。

このマスコンハンドルについても、今後製造される車両は右手操作のワンハンドルマスコンで登場するのではないかと思われます。
そうなると、こちらもパンタグラフと同様、「部品の共通化」と言う点がありますし、
操作する運転士側からすれば、「操作性の共通化」という利点も生まれます。

いつか2ハンドル車が消滅し、ワンハンドルマスコン車に統一される時が来る事を考え(将来新たなタイプのマスコンハンドルが出てくる可能性もありますが…)、
マスコンハンドルを変更してもよかったのではないのかなと思っております。



最後に。
疑問その3
ヘッドライトをなぜ変えなかったのか。

まぁこれは私がLED好きだからと言うのもあるんですが…(笑)

ただ近年新造される車両のヘッドライトはLEDが主流となっています。
さらに、既存の車両でもヘッドライトを電球式からLEDに更新している鉄道会社も存在します。
やはり省エネルギーで長寿命と言う利点があるからでしょう。

こういう時代の流れの中、なぜ機器更新工事の内容にヘッドライトの更新を入れなかったのか。
車内はLED照明に更新したのになぜヘッドライトはそのままなのか。
不思議で仕方がないです。



以上3つが私の疑問になります。
まぁ私が勝手に思っていることであって、
名鉄さん側からすればちゃんとした意図があるのでしょう。

この年末に私のくだらない戯言にお付き合いいただきありがとうございました。



ではこの辺で。
ご覧いただきましてありがとうございました。
皆様よいお年を!


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