vol.361 年末総集編・2020 当別荘の一年、そして世の中をWo流に振り返る | 旅ブログ Wo’s別荘

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2020年、今年も大晦日となりましたお月様

ご覧の貴方にとってどのような一年でしたでしょうか・

 

例年大晦日におおくりしている、この一年にupした作を振り返り、併せて世の中の動きをWo流に斬る『年末特集』です。

よければ年の瀬のひと時、お付き合い下さいパー

 

・で、、

今年を語るにはもう、↓しかない、ですよね・

 

『新型コロナウィルス、世界を襲う』叫び

 

2020年、こんな一年になるんじゃなかったはずです・

東京五輪が開催され、日本が世界から注目される、晴れがましい一年になるはずでした東京タワー

 

今年2020年、もうお忘れかと思いますが、1月だけはほぼ通常の形でスタートしました。これをお読みのかたも、寺社への初詣はマスクをせず雑踏の中をふつうに行ったことでしょう鏡餅

 

また、今年はまず、↓の『2大ニュース』で始まりましたテレビ

 

昨年末に、突如世間を騒がせたゴーン氏の『海外逃亡』、新年早々レバノンに姿を現し、日本でそんな事をよく成功させたなぁと皆驚愕しましたよね・叫び

 

そして1月には、米軍によるイランのソレイマニ氏への奇襲攻撃。

まさに「斬首作戦」の実行、これまた世界が驚き、北の委員長は「次は俺か」と震撼したと思います・あせる

 

こんな、スパイ映画顔負けの2つの事件で始まった2020年でしたが、2月に入ると様相が一変しましたよね・

 

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横浜港に入ったクルーズ船で、新種のウイルスが蔓延しているという一報。

これが現在に至るまで世界中をひっくり返している、新型コロナ禍の我が国”第1幕”でした。

 

・その後の経過はもうここに書くまでもないですが、春から急拡大した感染者増大に世界中がコロナ禍の坩堝と化し、各国が国境を閉鎖、それどころか国内の移動も制限され、旅行どころか仕事や買い物もままならない、とんでもない世の中になってしまいましたあせる

 

学校は閉鎖、オリンピックも延期、世界各国がロックダウンで戒厳令下のようになる中、日本でも4~5月にかけて「緊急事態宣言」が発令され、ほとんどの店舗・会社が閉鎖、街から人が消えました注意

 

他国のように罰則を伴うロックダウンをしてないにも拘らず、言葉わるいですが右に倣えが得意な日本人は、自主的に外出を自粛。

街中も交通機関もガラガラの状態となり、GWのさなかに乗客ゼロの新幹線が東京駅を発車する等、あり得ない光景が出現しました。

月並な表現ですが、まさに”未曾有の事態”でした・

 

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国は、今年は五輪とインバウンドで景気はますます良くなると踏んだからこそ、昨年秋に消費税を引き上げた(8→10%)んでしょうけど、その直後に予想外のこんな有り様になり、結果的に庶民や中小企業・個人商店に重い負担増だけがのしかかりました。

 

国も「さすがにこれはマズい」と、慌てて国民に10万円づつ配りましたが、肝心の消費税率については結局そのまま。僕は思うんですが、増税時に導入された「軽減税率」の制度をここで生かして、食料品だけでもコロナ禍が収束するまでは0~5%程度に減税すべきだと思うんですが・・オレンジ

 

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また、僕がコロナ禍で何より懸念するのが、人々の気持ちの分断。感染者と非感染者、感染が多い地域と少ない地域、自粛警察やマスク警察等、自身の価値観の一方的・暴力的な押し付け、医療関係者やクラスター発生施設への理不尽な誹謗etc・、僕はコロナ禍そのものよりこっちのほうが恐ろしいです。

 

 人間の弱い面がそのまま発露しているこれらの事象、僕は3月にupした『コロナ雑感』(vol.338)の中で、「ウィルス伝染より怖いのは、人心の荒廃の伝染だと思う」と書きましたが、悲しいかな、実際この通りの風潮になってしまいました。

 

誰一人、感染したいと思って感染した人は無く、ましてや献身的に治療にあたって下さる医療の方々へ心ない言動をする人に至っては言語道断、到底許せません。そんな事を言う人は、いざ自身が感染しても医療を受ける資格はないとさえ思います(※言葉過ぎるかもですが)

 

・一部の外国では、年末からワクチン接種が始まったとも報道されています。来年は日本でも、きっと明るい兆しが見える事を祈り、僕のコロナについての意見はこの辺にさせて頂きます・あせる

 

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そんな、コロナ一色に染まってしまった今年の世界ですが、これに隠れた諸問題は昨年まで同様、ちっとも解決してないですよね・

 

毎年書いてますが、今なお全く解決していない、アフリカや中東各国の内戦や宗教紛争、ミャンマーや中国等の民族・人権問題は、コロナ禍に紛れてうやむやにしてはならないと思います。何より日本のすぐ近くにある北の国では、数十年に亘る独裁政権が存続し、一般国民は洗脳され幽閉され、その上食糧も欠乏という厳しい生活の中コロナ禍を過ごしているという事も加えておきます。

 

だから日本は有難いと思えと僕がおこがましい事を言う資格はありません(※勿論日本も問題山積です)が、エネルギー資源や食糧品・衣類の大半を海外から輸入しているおかげで我が国の文明生活がある、という事は忘れないようにしよう、という事だけです。毎年僕がこの年末特集で海外の情勢にふれる事をご理解頂けたら幸いです・波

 

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こんな今年でしたが、数少ない明るめのニュースといえば、昨年あれだけ猛威をふるった台風の襲来が今年少なかった事と、世界を分断と対立の坩堝に陥れていた米国のアノ大統領が交代する事になった、という事でしょうか。

とはいえ、この夏の豪雨で熊本県南部は甚大な被害をうけ、JR肥薩線やくま川鉄道は現在も不通のままです。心からお見舞い申し上げると共に、来年は是非、地震以来気になっている熊本の応援作をやろうと思っております・虹

 

この2020年、鉄道関係の明るい話題として、常磐線の全線復旧(4月にupのvol.339参照下さい)や、昨今の”公営交通民営化”の逆張り、北神急行の神戸市営化、また路面電車重視の素晴らしい施策をすすめる富山市が、JRの南北に分かれていた軌道を接続させ、一体化で運営を始める等、コロナ禍の影で目立たなかった良い動きがあった事も記しておきます・ブーケ1

 

 

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・ここで、当別荘が今年コロナ禍によって影響をうけたケースを下記に振り返ります。

 

▽与那国島シリーズ(vol.343~346)と、阪神電車赤胴車引退(vol.342)の作の、掲載時期の調整(※緊急事態終了後にup)

▽「た」シリーズについて、春企画の中止。秋企画は夏に前倒しし、夏に2作分ロケカメラ

▽当然ながら本年の海外作はゼロ、代替に過去の海外作をピックアップした「コロナ禍お篭り特集」を4月にup(vol.340)

▽感染者が特に少ない北東北3県(岩手、秋田、青森)と、山陰2県への旅を通年自粛。

▽夏の準恒例になっている「帰省ついで播州作」は、帰省しなかったため取止め。

▽旅行自粛により4月末頃にはネタストックがゼロになり、別荘作にするつもりなく行っていた『踊り子号』を急遽編集し、蔵出し作としてup(vol.341)

 

・以上のような状況で、旅行ブログである当別荘はコロナ禍の影響を多大にうけました。

 

3月以降の各作では、ほぼ全作に新型コロナに関する文言が何等かの形で書かれています。口開けは3/28upの「短編3部作」(vol.338)でコロナ禍の私見を書いたのが始まりでしたが、本作に至るまで、とうとう続いてしまいました・ガーン

 

雪雪雪雪雪

 

☆さて翻り、今年の当別荘、年間で計31作をupしましたしっぽフリフリ

コロナ禍の中でしたが、昨年の計30作より1作多く、頑張りました(笑)あせる

 

2018年までは、ベスト10方式で、年間の作を順位付けし、カウントダウンしながら紹介していましたが、昨年からはランダムにピックアップする方式へ変えておりますあじさい

今年も↓、一年間の旅を振り返り、思いつくまま抜粋していきます。以下、ご覧下さい^^しっぽフリフリ

 

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クローバー秩父夜祭(vol.332 1/25up)

前年12月に行った埼玉・秩父の夜祭を1月にupした作です。

今となっては貴重な映像となってしまった、コロナ禍前のイベントの様子をレポートしています星空

2013年から始めた「祭礼」シリーズですが、この作がコロナ前最後となりました汗

本年は全国ほとんどの大規模祭礼が中止や縮小に追い込まれましたが、この秩父夜祭も今年は取止めになったとの事。

来年以降は再び、全国各地で賑やかな祭りの囃子が響く事を祈るばかりです・お月様

 

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クローバーバスブラ2020 大阪・今里ライナー(vol.334  2/24up)

今年のバスブラは、コロナ前に行っていた大阪の今里ライナーを取り上げました。大阪市東郊を南北に貫く、今里筋を走るBRTです地下鉄

この道には、大阪市営として最後の新設となった地下鉄の今里筋線が部分開通してますが、その未成部分にBRT路線を新設して走らせ、延伸の可否を探ろうと社会実験として運行している路線です。

 

但し、今里筋には従来から一般バス路線が多くあり、僕が乗った実感ではBRTの威力を充分発揮しているとは言えない状況でした。2024年まで限定の運行ですが、はたして浪速初のBRT、どないなるんやろか・・あせる

 

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クローバー八丈島シリーズ(vol.335~337  3/1~13up)

今年は海外に行けなかった分、国内の離島シリーズを2シリーズやりました。1月に行ってきた↑の八丈島、動機は「上京10余年、まだ伊豆諸島に一度も行った事ない」だったんですが、行ってみて感激、↑の写真の通り、想像していた以上の超絶景の島でした。八丈富士の姿、果てしない海、沖合に浮かぶ八丈小島、ホント美しい島でした黄色い花

 

クローバー阪神電車 赤胴車引退(vol.342  6/1up)

我が国初の都市間電気鉄道・阪神電車で長年”赤胴車”という愛称で親しまれていた急行用車両が今年引退、半世紀に亘る務めを終えました。さいごの職場となっていた支線・武庫川線に乗ってきた作ですベル

終点近くにある、阪神間に残された貴重な砂浜『甲子園浜』も訪ねました。ここにあった旧「鳴尾球場」で初期の頃、高校野球が開催されていました野球

 

・で、この赤胴車引退に際して、

阪神電鉄が”名采配”を発揮した【後日談】があるので紹介しますパンダ

 

>同電鉄は早くから、引退日を5/31と発表していました。

ところが春にコロナ緊急事態宣言が出され、5月末だと引退直前の武庫川線に人が殺到し、感染拡大の恐れが出てきました。

そこで阪神は急遽、『赤胴車引退は6月以降に延期し、しばらく走らせる』と追加発表。代わりにグッズを通信販売する等して直接来訪防止策をとったんですひらめき電球

 

しかし、実際のラストランとなったのは6/2で、たしかに発表通り6月に延期はしましたが、わずか2日! 密を防ぐためとはいえ、なんともサッパリした、見事というか、でもちょっと寂しい引退劇となりましたあせる

 

 

クローバー与那国島シリーズ(vol.343~346  6/6~27up)

海外へ行けなかった今年最大の旅といえば↑、日本最西端、沖縄県・与那国島への旅でした。在来馬がのんびり草を食む絶海の孤島、美しい海と空、まさに別世界でした馬

一昨年の南大東島へ行った時も思ったんですが、通常の沖縄の雰囲気ともちょっと違う、なんか独特の空気を感じて、まさに『もうひとつの日本』を体感できる場所でした。与那国の素晴らしさはこのスペースでは書ききれません。4作シリーズ、是非再度ご覧下さい^グッド!

 

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クローバー小湊鉄道・いすみ鉄道 全線走破(vol.348  7/15up)

昨年、台風が繰り返し襲来して甚大な被害をうけた千葉県への応援作として、房総半島を横断する2鉄道を訪ねました。

本文にも書きましたが、内房側から延びる小湊鉄道と、外房側からのいすみ鉄道は、ともに過去、単独で半島を横断する計画を持っていました。しかし両鉄道とも実現せず、しかし図らずも、歴史のいたずらでこの2鉄道は終点駅を共有する事となり(※上総中野駅)、両鉄道合せて房総横断が実現したという、奇跡ともいえる現状となっていますキラキラ

なお本作、どういうわけか今年の作ではアクセス数トップ(※下半期)となっています(感謝)合格

 

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クローバー滋賀シリーズ2020(伊吹山・木之本・小谷城他)

  (vol.349~351  7/30~8/26up)

毎年恒例の滋賀県シリーズ、今年は緊急事態明けに何とか行く事が出来ました。本年は『在住時に行けてなかった3大スポット』(伊吹山頂・賤ケ岳リフト・小谷城跡)を3ヵ所とも一気に行ってしまおう!という事で、梅雨の晴れ間にバイクで走ってきた作です。特に↑、抜粋写真にもありますが、伊吹山の絶景には今更ながら惚れ直してしまいましたw^^霧

 

・また、在住時よく散策していた湖北の要衝・木之本や余呉湖、我が国最大級の山城、小谷城址へも登り、かなり満足度高い旅でした。3作シリーズでupしましたが、その中で①の「伊吹山頂ツーリング」の回は、当別荘史上最多の46いいねを付けて頂きました(感謝)虹

 

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クローバー「た」現る 第31の巻 横浜・三渓園他(vol.354  9/29up)

前述のように今年の「た」シリーズは春企画が中止、秋企画は夏に前倒ししてロケしました。その中でも珠玉だったのが↑、横浜・三渓園チューリップ紫

明治期に個人が設立した庭園ですが、開園当初から一般公開、その上目を見張るのが、京都等から寺院の建物を数多く手に入れて移築してきており、多くは国重文級という貴重なもの。↑のような三重塔までわざわざ横浜へ持ってきています。全国的にも他に例をみないような庭園、ここはホント必見だと思います^カエル

 

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クローバー2020北海道シリーズ(vol.355~358  10/16~11/12up)

秋の大型企画として、北海道を4作シリーズでupしましたクマ

当別荘、これまで何度も取り上げている北海道ですが、今回は『初訪問の場所』に徹底してこだわりましたw男の子

市内ブラのほか、札幌五輪のレガシー・大倉山シャンツェ、そして鉄道編として”室蘭本線”の掘下げ、また、今年オープンしたばかりのアイヌ文化総合施設『ウポポイ』も訪ねました。ぜひ再度ご覧下さい^ヒツジ

 

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クローバー2020ツーリング納め 御前崎他(vol.360  12/13up)

本年ラストとなった作は↑、静岡・御前崎がツーリング納めとなりましたグッド!

久々の御前崎でしたが、爽やかな太平洋の海風、そして広大な砂丘もあり、静岡実感の一日でした。またこの作は、数年ぶりに1作あたり4名の方からコメントを頂き、大変うれしく思いました^^波

 

・ちなみに今年のバイク作は、1月のツーリング始め(三浦半島)に始まり、前出の伊吹山ツーリング、初夏の奥多摩、そして猛暑だった宮城・丸森ツーリング、そしてこの御前崎の5作でしたDASH!

 

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以上、今年の作を駆け足で振り返ってみました。1作でも貴方のご記憶にあれば冥利に尽きますグッド!

・なお、一昨年より行っている”古い作の文章リニューアル”も継続してシコシコやってます。これまでに約30作の文リニュを終えましたメモ

 

また、初期の作のうち、あまりにも不足が多いため非公開にしている作が何作かあるんですが、そのうち07.6.16upの『房総半島ツーリング』 (vol.4) を、一部追加取材した上で再upしました。実はこの作が当別荘初のツーリング作です。よければご覧下さい^メガネ

 

・返す返すも今年は、コロナコロナの1年になってしまいましたが、来年こそ収束し、良い年になるよう祈らずにはおられません。再びパスポートを握って海外へ旅立てる日を、首を長くして待っています飛行機

 

言いたい事は冒頭に書いたので繰り返しませんが、コロナの陰に隠れている諸問題も見逃さず、自分なりに考えていきたいもんだと思っております。では、容量限界が近づいてますので、今年はこの辺にさせて頂きます^あせる

 

・では、来年もWo's別荘、宜しくお願いします。どうぞ良いお年をお迎え下さい。そしてこれを新年にご覧の方々、明けましておめでとうございます^^富士山鏡餅