乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3536 トロッコ嵯峨(2020.11.23)

保津川を離れ、トロッコ嵐山を過ぎると間もなく終点のトロッコ嵯峨へ。

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「リッチ号」の天井部はガラス窓。竹林など全体がよく見えます。(山陰本線の下り線路を走行中)

トロッコ嵐山からトロッコ嵯峨の間は、山陰本線の旧線ではなく本線に入る訳ですが、複線のうち片側(山陰本線下り)を使うため、トロッコ列車の上りがそこに入ると、山陰本線の視点だと逆行する状態に映ります。複線でなく単線であればどっち向きでも列車は走るので何ら違和感はありません。実際の運用は不明ですが、隣の線路を同じ方向の列車(京都行き)が走るとなれば、それは何事?となるでしょう。

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トロッコ嵯峨駅に到着。隣はJRの嵯峨嵐山駅

騙されたようなしっくり来ないような気分の中、列車は無事トロッコ嵯峨に到着。定刻通り、17:04着でした。

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ディーゼル機関車「DE10-1104」。トロッコ亀岡駅では先頭部やヘッドマークは撮れなかったので、トロッコ嵯峨駅が格好の撮影スポットになります。

こちらもホームは人だかり。降車後も列車を撮る人がそれなりに残っていて、ついついホームで長居することになりました。改札を出たのは、臨時の「嵯峨野81号」(トロッコ嵯峨17:10発)が発車する頃。列車が出た後は、ホームも駅舎内も閑散としていて、それはそれで驚きでした。

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トロッコ嵯峨駅改札口
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トロッコ嵯峨駅発車標。臨時の81号・91号も含め「満席」。

この後は京都駅近くのホテルに向かうだけだったので、時間的な制約はなし。トロッコ嵯峨駅には、グッズショップはもちろん、SLや人車鉄道などを展示する「19世紀ホール」などもあって、ゆっくり過ごすことができます。ショップで記念硬券を買い、SLをくまなく見学、撮影し、駅を出たのは列車が着いてから30分余り後。日はすっかり暮れていました。

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ショップ前には、嵯峨野観光鉄道鉄道むすめ「嵯峨ほづき」などのパネル展示コーナーが。トロッコ列車の写真には「トロッキー」のイラストも。
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C58形48号機。「つばめ」のヘッドマークつき。保存状態は極めて良好。
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C56形98号機。こちらは「はと」。SLはこのほか、D51形603号機(カットモデル)と「若鷹号」も展示されています。
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トロッコ嵯峨駅外観

せっかくの嵐山でしたが、現地での観光はパス。隣接の嵯峨嵐山駅に向かい、17:41発の快速で京都に直行・・・これにて「どこでもドアきっぷ」2日間用の旅、初日を終えました。

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