こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型です。磐越西線非電化区間の貨物列車をイメージした編成のメンテ、改番を行いました。

 

こんな編成が在籍しています。

牽引機;DD51 1184[東新] KATO 7008-1 DD51後期耐寒型

貨車;タキ1900 12連 KAWAI(河合商会) 住友セメント3両+セメントターミナル(以下CT)9両です。

 

だいぶ古くから在籍していると思いますが、パッケージが残っていました。KP-106(住友)×1、KP-128(CT)×3セットです。

 

この編成、動画Vol.55で走ったのですが、電源区間を跨ぐと急に速度が変わってしまうのが気になっていて、DD51の整備を行おうと引っぱり出して来ました。

ガクッと速度が遅くなるのはVol.55動画の16:00付近です。後ろから近づくカメラ搭載車からよく様子が分かります。上のリンク記事から動画をご覧いただけます。

 

DD51は元々ギャップ継目の位置で速度変化を起こす傾向があるのですが、右の756号機で運転したらさほどでも無かったので、1184号機をメンテしてみようと考えました。

756号機に繋がる貨車はタキ9900編成、これも磐西貨物のイメージです。どちらも随分実車撮影に行った想い出の車両です。

 

DD51メンテと共に行ったのが、タキ1900編成の車番ダブり解消です。

こちらを先に書きますと..

 

先ず黒い住友セメント車両、車番は3両共同じ”コタキ51966”でした。

このうち1両を残して、2両を改番します。41945 と 51938 としました。写真右が改番車です。マスキングの上、MRシンナーで元数字を消去し、インレタを転写してその上からクリアーを筆塗りです。車番数字のサイズが左のオリジナルより大きいのがお分かりいただけるでしょうか?

 

使ったのはレボリューションファクトリーのインレタ2種です。どちらもKAWAI製品の印刷より文字が大きかったので、車番は5桁全て消して転写しなおしました。左のタキ1900車番インレタは日立セメントのものしか手に入らなかったので、元車両に近い番号を選びました。左の車番インレタ”101938”の”1938”のみを転写し、”5”のみを右の貨車用バラ数字インレタから転写 という感じです。

住友タキについては実際磐西で運用された車番が分からりませんでしたが、Rail Magazine誌Vol.339の記事を参考に、住友セメント所有車番号を選びました。私が撮影した頃の車両はもっと新しい番号だったような気がしますが...

 

一方のCT車はこんなのがハマりました。グリーンマックス(GM)の西武2000系車番インレタです。数字の大きさが大体合うのでこれを使いました。

タキ1900の改番に西武電車用のインレタを使えるとは..(笑)。

写真は112375の末尾"5"のみ消して"7"を転写しています。

タキ1900はセメント専用車の代表格、1700両以上が登場しました。当然車番が溢れてCT車は1900という形式の跡形もない車番設定になっています(笑)。

 

車番が被っていたのは3セット中の2セット3両です。もう1セットは違う車番でした。ロット違いかな?右の112408がオリジナル、この末尾"08"を消して"13"を転写したのが左です。

先に住友車の車番消しをやった時に、地肌の塗料が剥げやすいように感じたので、CT車の車番消しは”控えめ”にしています。黒車体なら再塗装は何とかなりますが、この薄緑色は難しいでしょうからね。もう1両は112372→112420です。下3桁も変えちゃっていますが、112372~112375が連番で存在したので、大きく変えることにしました。

CT車については同じくRail Magazine誌Vol.358に詳しい車歴表が掲載されていたので、郡山貨物ターミナル常備車の車番を選びました。

 

ここで気づいてしまいました。

模型は住友車もCT車も、大半の台車が右のコロ軸受TR209装備車なんです。左の箱型軸受TR41はCTの3両のみ。確かにタキ1900にTR209装備車はあったようですが基本はTR41、特にCT車にはTR209装備車は無かったと思われるんです。

あーあ、またもや”知らぬが仏”パターン..

使えそうな交換用の台車も無いし、もうちょっと調べて考えます。

 

さて、牽引機DD51の方は動力台車のギア部などホコリだらけでした(汗)、分解して掃除します。

 

ゴムタイヤも交換のため外したらボロボロ、よくこんなんで走ってたな(汗汗)。前回はいつメンテしたんだろう?模型に実車のような”全検周期”は設定していないので、何か気になったら整備するというスタイル..逆に言えばこの状態になるまで不具合なく走ってたのは凄い のかもしれません。

 

車体も分解して、モーターを単体で回してみましたが、滑らかに動くのでこれは大丈夫そうです。

 

メンテを終了し運転してみます。この区間も極端に速度が落ちていましたが、メンテ後はだいぶ良くなりました。ホコリを噛んで走行抵抗が大きかったかな?僅かに上り坂なのでゴムタイヤ劣化によるスリップもいくらかあったかもしれません。ただギャップ通過での速度変化は軽減したもののまだ気になる範囲です。DCCデコーダーのリセット、再プログラムもやったのですが..

 

イマイチの部分が残りますが、ナンバーカブリの無くなったタキ1900編成の運転を楽しみたいと思います。

薄緑のCT車は磐西セメント貨物には必須のitemと思っています。日によって編成長はまちまちでしたが、DD51に住友+CT、懐かしの列車です。以前上野尻で撮影した5281レ写真をUpしました。リンク記事の列車は貨車13連、この列車のMaxは14連だったと思います。

CT車は磐西電化区間を走った時期もあります。DD51重連 のちED75重連牽引でした。

 

ポポンテッダさんよりこのCT車の発売が予告されているんですよね。私の模型は今12連ですから2両セットを増結してもいいな とも思いますが、高価なんですよねー。

detail大幅Upとかならと思いますが、河合商会時代のボディーに台車だけ新設計 と書かれてるし..もう少し考えたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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