(小田急電鉄) 新宿から 向ヶ丘遊園ゆき 往復乗車券 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

平成3年に小田急電鉄小田原線の新宿駅で発行されました、「新宿から 向ヶ丘遊園ゆき」の往復乗車券です。

 

 

PJR/てつどう橙地紋券で、左側の復路片には同系色がベタ刷りされて濃調となっています。

 

 

 

 

 

裏面です。

 

 

窓口番号は(精地1)となっており、この往復乗車券はJR線から小田急線への連絡口の精算所で発行されたものと推察され、循環番号の「◯14」は券をホルダーにセットした状態でも見やすいように、券番と同じ方向に印刷されています。

 

当時は自動改札機の設置により、通常発売の硬券は急速に姿を消しておりましたが、この往復乗車券のような乗換改札等の特殊な発売箇所にはまだ硬券が残っており、後に窓口端末や自動精算機の導入で、このような発行箇所でも硬券は消えてゆく事になります。