2020年秋の道東めぐり旅行⑨くしろ湿原ノロッコ2号乗車記(後編) | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。稀にお絵かき。

おおぞら1号の到着を見届けて車内に戻ります。

 

ちょうど乗車証明書が配られました。

2020と書かれています。デザインは毎年変わるのでしょうか…?

 

 

車内販売も開始されたのでノロッコ号プリンを買ってきました。

地元産の牛乳を使った美味しいプリンでした♪

 

こちらはノロッコ号のヘッドマークをデザインしたキーホルダー類。

ヘッドマークのデザインが好きなのでつい買ってしまいました(笑)

 

そして…こちらがノロッコ号のお弁当、「こだわりランチBOX」です!

 

おしながきは

・阿寒ポークの自家製ハムと釧路産のドッグサンド

・白糠産モッツァレラチーズと豆のサラダ

・標茶星空の黒牛の北海道産きたあかりの赤ワイン煮込み

 

地元産の食材がふんだんに使われた美味しそうなお弁当です。

でも…乗車時間が短いので食べる時間はあまりありません(笑)

降りた後に食べることにします。

 

ちなみにこちら、乗車3日前17時までに電話予約が必要なのでご注意を。

 

それでは、そろそろ釧路駅を発車です。

 

釧路を発車するとまずは釧路川を渡ります。

 

東釧路に停車。ここから根室本線と分かれ、釧網本線に入ります。

 

列車は釧路川に沿って走ります。

 

遠矢という駅を通過するといよいよ釧路湿原のエリアに入ります。

 

湿原の中に何やら建物が見えてきました。

 

これは岩保木水門。釧路川の氾濫を防ぐために新水路が開削された際に新水路と旧水路との間に設けられた水門で、実は設置以来開いたことがないのだとか…

今では釧路湿原の観光スポットとしての役割も果たしています。

 

釧路湿原の中を走り、停車したのはその名も釧路湿原駅。

この近くの細岡展望台へ向かう方のための駅でここで降りる方もけっこういました。

 

駅舎はログハウス。屋根は翼を畳んだタンチョウをイメージしたとのことです。

 

 

 

次の停車駅は細岡。紛らわしいですが、細岡展望台の最寄り駅ではありません。

 

細岡駅のお隣には釧路川のカヌーの終点があるので車が数台停車していました。

 

ここからがくしろ湿原ノロッコ号最大の見所。

車内のアテンダントさんの紹介を聞きながら景色を楽しみます。

 

列車は湿原の中をゆっくり走っていきます。

 

再び釧路川が近づいてきました。

 

ときどきエゾシカが見えるそうですが…

なかなかいませんね。

 

川の蛇行したところでカヌーが近づいてきました。

カヌーのハイライトがこのくしろ湿原ノロッコ号とのすれ違いだそうで、この時間に合わせて待っていてくれるのだとか…

お互いに手を振り合います。

 

釧路湿原の中に家…!?

とはいえこれは廃屋。開拓者が残したものだそうで。

今では開発は厳しく規制されているので新規に建物が建つことはありません。

 

続いて現れたこの沼にはかなりの確率でエゾシカが水浴びしているようなのですが…

涼しくなったためか、その姿を見ることはできませんでした。

 

 

 

楽しい時間はあっという間。釧路駅からわずか48分で終点・塘路に到着しました。

正直短すぎるのでもう少し乗っていたいですね…

 

編成を後ろから。

駅舎を通って外へ。

ちなみにこの駅舎の中には「ノロッコ&8001」という喫茶店が入っています。

8001とは2015年に廃止になったあの寝台特急トワイライトエクスプレスの列車番号から採ったのだとか…

 

 

最後に駅前から機関車側を撮って塘路駅を後にしました。

 

釧路湿原の景色を楽しむことのできるノロッコ号の旅でした。

できれば川湯温泉延長のときにも乗車してみたいものです(塘路までは短すぎ…)。

 

次回からはレンタカーの旅を再開します。

 

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