この時間は奈良県の駅をご紹介しています。
撮影は、平成10年代初めのものがほとんどです。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
本日は、関西本線最後の駅をご紹介します。
また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。
では,最後までごゆっくり!
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平城山駅からスタートして関西本線で奈良県最後の駅となるのは、こちらの三郷駅です。
言い換えれば、奈良県の関西本線の駅で最も大阪の中心部に近い駅となるのですが、近鉄奈良線沿線と違って、どことなくローカル線的な雰囲気も漂う景色です。
大阪湾に向かう大和川に沿って路線は伸びているので山越えがあるわけではないのですが、このあたりで、川幅が狭くなるため山間ルートとなっています。
下車して島式ホームの駅なのかと思いましたが…
実は2面3線、でも変ですよ?島式ホーム、両側に点字ブロックがありますが、右側は使われていません。
構内の構造を変更したのかなと思いましたが、これは、将来的に2面3線に増やせるようにしていたのだそうです。
訪問してから16年、いまはきっと2面3線になっているのだろうと思ったら、現在も未使用のままなのだそうです。
優等列車や貨物列車でも走れば待避線として使えるのでしょうが、大和路快速と各停がメインの現在の運用からすると、この駅が2面3線になる日は来ないかもと思ってしまいます。
では駅前です。
駅のある場所は三郷町です。「みさと」ではなく「さんごう」、武蔵野線の三郷駅とは読み方が違います。
最後に駅舎です。
コンクリート駅舎なのですが、どことなく木造駅舎の付け庇を模したような構造が面白いです。
開業は昭和55年、三郷町では最初で唯一のJR(国鉄)駅として開業しました。
(平成16年5月訪問)